旅客機が川に不時着して話題になった、
「ハドソン川の奇跡」のBSドキュメントが凄かった。
離陸直後、
NY上空900メートルで鳥の大群を吸い込み、
左右のエンジンが停止。
機長の的確な判断と操縦で川に着水させ、
乗客に犠牲者ゼロだった事故の様子は、
1月の発生の時にニュースで見たけど、
今回いくつか新たな事を感じた。
当たり前といえば当たり前なのだが、
エンジンが両方停止したということは、
何十トンもの機体が突然「グライダー」になったということであり、
それは「飛行」というよりむしろ「落下」する状況だったという事。
その中で、
着水を成功させるには、
時速230キロ以上の速度と、
川面に対して期待を11度に保つことが条件だった。
その条件を完全に満たさなければ、
機体は失速して墜落するか、
川に激突してバラバラになっていたという。
滑走路への着陸だって成功の条件はあるだろうが、
何せエンジンが止まっているのだ。
与えられた時間は3分半。
状況は最悪。
その中で機長はベストを尽くし、
ベストの結果を得た。
究極のプロの仕事って、
一般人には「奇跡」に見えるということだ。
●それにしても副操縦士の影が薄すぎ。というか一言のコメントもない。なんでだろう●友人の医師が推薦してくれた「ドクター・ハウス」がレンタルされ出したので借りて1話だけ見た。うーん。医学推理物といったところ。知識のある人には面白いのだろうけど、ドラマとしてはERの方が好きだな。
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