花火の写真を撮ったことがある人なら分かるかな?
フラッシュを使わず、
花火を持った手をグルグル回して写すと、
プリントには光の軌跡が円のように映ったはずだ。
それを応用して懐中電灯で光の絵を描き、
しかもそれを連続させて、
アニメのような作品にしてしまった、
「トーチカ」という男女のユニットが、
NHK「トップランナー」に出ていた。
いかにもこの番組らしい、
いい意味で素人臭さが抜けない、
これからブレイクしますよみたいな二人で、
とっても面白かった。
上に書いた手法は、
これまでにあるようで、
実際にはなく(厳密にはあるかもしれないが)、
たまたま現場で思いついたのだそうだ。
4年前のことだったという。
それだけで今後ずっと食べている訳ではないだろうが、
アイデア一発、
そういう「隙間」を見つけ、
それを展開させていく時の喜びは、
何物にも替え難いだろうなと羨ましくなった。
誰もやったことのない事で、
他人を驚かせるのって、
ぼくは本当は大好きだ。
でもそれが「サプライズ」とか名付けられて、
期待というか、
要求というか、
半義務化されると、
途端に嫌になってしまう。
予期されていないからこその驚きだもの。
それでも驚かせ続けられる人は、
「プロフェッショナル」に出演できるだろう。
●それにしても暑い。
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