増四度音程は最強の不協和音だという。
キーがCなら、
FとBの関係だ。
西洋では「悪魔の音程」と呼ばれているらしい。
「音程」ではないけど、
ぼくにとって「悪魔の音」は、
黒板を爪でひっかいた時に出るアレだ。
今でも想像しただけで、
「イー」ってなる。
掃除当番の時、
黒板を綺麗にするのが好きだった。
それも、
徹底的に。
まずは黒板消し同士を、
親の敵のように何百回となく叩いて、
白い粉がほとんど出なくなるまでにする。
それから黒板。
まず雑巾できれいに拭いて、
それでも乾いたら白い筋が浮き出てきてしまうので、
先の黒板消しで仕上げる。
チョークを置く溝も徹底的に拭く。
そんなにまでしても、
誰もほめてはくれなかったけど、
きれいになった黒板を見ると、
何がしかの達成感があった。
あーそれにしても、
何であの爪の音を思い出したのか。
絶対音感のある人は、
あの音も「Fシャープ」とかって当てちゃうんだろか。
しばらくゾクゾクしそうだ。
●今でも学校は黒板なのだろうか●映画「ディパーテッド」。何でこれがアカデミー作品賞なのか、さっぱりわからなかった●じゃず家セッション。2曲歌った。ひどく落ち込むということはなかった。
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