アメリカン・アイドルという、
米国版「スター誕生」を、
初めて通して見た。
詳しくないのだが、
どうやら8代目のチャンピオンを決める途中で、
36人に絞られた挑戦者を3組に分け、
各組3人が決勝に進むようで、
今回はそのうちのひと組12人分だったようだ。
最後にサティスファクションを歌った男の子が、
抜群にうまかったと思うのだが、
それより面白かったのは、
審査員の講評だった。
一番多かったコメントは確か、
「選曲が悪い」だった。
「あなたに向いてない」
「歌唱力が生かし切れていない」云々。
自分が好きな歌と、
自分に向いている曲が違うというのは、
わかっちゃいるんだろうけど、
やっぱり好きな歌で勝負したいもんだろうし、
難しいところだ。
審査といえば、
TKに執行猶予判決が下った。
求刑が懲役5年だったから、
間違いなく「寛大な」判決だ。
本人は実刑を覚悟していたと思う。
朝日新聞にTKの興味深いコメントが載っていた。
判決前のものだが、
「拘置所に放り込んでもらったことで良かったこともある。変な人間関係をすべて断ち切り、生活を絞ることができた」
と周囲に語っていたという。
彼は才能があるのだから、
またヒット曲を生み出せるかもしれない。
でも砂糖には必ず蟻が群がる。
その時が問題だろう。
審査とヒット曲といえば、
作曲家の三木たかしさんが亡くなった。
確か「スタ誕」で審査員をしていた。
でも黛ジュンが妹とは知らなかった。
テレサ・テンより、
妹に書いてあげればよかったのに。
●皮膚科と本屋とTUTAYAに行った。「ドクター・ハウス」の1、2話を借りてしまった。それにしても、「シーズン○」という言い方は、いつから広まったのだろう。「アメリカン・アイドル」もシーズン8って言ってた。ぼくの人生は今何シーズン目だ?。
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