長野県の山あいの町の、
全校生徒が100人にも満たない小学校。
田舎によくある光景だけど、
その学校が特徴的なのは、
5年生になると必ず金管バンドに入んなきゃならないということ。
どの子も何かの楽器を担当して、
卒業する6年生の楽器を譲り受け、
さらに基礎の基礎がクリアできるまで、
6年生が面倒をみることになっている。
音楽が絶対に嫌いな子もいるだろうに、
かなり強引だとは思うんだけど、
音楽の先生がまたすごい女傑で、
このシステムで全国レベルを維持しているという。
情熱大陸で前に一度紹介され、
この前「続編」が放送された。
アルトホルン担当になった綾乃ちゃんは、
なかなか高音が出せずに苦労していた。
一生懸命なんだけど、
なかなかちゃんとした音が出せない。
泣きそうな顔をしている。
その時先生は、
「最初は弱弱しい音でいいの。生まれたてのヒヨコって情けないでしょ。最初はみんなそうなの。時間はかかってもいいの」
みたいに励ましていて、
強い感銘を受けた。
そうだ、
何でも最初は弱い。
それと、
「生まれたてのヒヨコ」で通じるところが、
とっても素敵だと思った。
●この年ごろに音楽をちゃんと学べるこの子たちがうらやましい●新型インフルを理由に披露宴の出席を断られた話が朝日新聞の夕刊に載っていた!悲劇というか喜劇というか。立派な風評被害だ。もっと強く安全を発信しないと駄目だ。
0 件のコメント:
コメントを投稿