2009年6月10日水曜日

星空

夜空に人間が見ることのできる星の数は、
視力のいい人でも9000個が限界だそうだ。

だから、
普通のプラネタリウムが投影できる星の数は、
9000個ぐらいなのだそうだ。

それ以上は、
投影しても見えない=無意味というわけだ。



ところが、
2200万個もの星を投影できるプラネタリウムを開発した人が、
昨日、
たまたまTVをつけていたら出ていた。



なぜそんなものを作ったのか。



その人は、
オーストラリアで見た満天の星空の感動が、
どうして既存のプラネタリウムで味わえないのかを考えた。

そして気づいたのは、
人間に見えないから「ない」わけじゃなく、
実際には、
9000よりはるかに多くの星が瞬いているという事実。



「見えた」と意識できないだけで、
人間は実際には9000個よりもっと沢山の星を知覚しているのではないか。



そう思って作ってみたら、
果たして、
従来のプラネタリウムとはけた違いの、
圧倒的に臨場感ある星空が再現できたのだという。
TV映像でも、
その違いは一目瞭然だった。



CDよりレコードの方が音がいいのと通じる話。



そして、
世界を論理的にしか見ないということは、
9000個のプラネタリウムで、
満足してしまうということだと思った☆


●興味のある人は「メガスター」で検索を●天満「じゃず家」セッション。ちょっと久し振りだったけど、リラックスして歌えている自分には満足した。

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