京教大生集団準強制わいせつ事件で、
被害者の女性をネットで中傷したとして、
立命館大の学生らが指導されたという。
強姦被害者が世間の風評にさらされることを、
「セカンドレイプ」というそうだ。
事情はともかく、
個人の特定につながる情報を流したり、
憶測で他人を中傷したりしてはいけない。
当然、
言論の自由以前の問題だ。
ネット上でこの事件は、
いわゆる「祭り」という状態になっていて、
それは早大生らによる「スーフリ事件」を上回る勢いらしい。
処分された学生らの書き込みは、
MIXI上でなされたもので、
確かに相当ヒドイ内容だった。
ブログといえど、
世間に公表されているということは、
忘れてはならないと、
自戒する。
しかし一方、
信じるに足る相当な理由がある場合は、
公表しても中傷には当たらない。
だから、
事件について主張することに脅えてはならない。
それ相応の根拠があれば、
相当の表現で自説を述べればいい。
どのような立場の、
どのような言説であれ、
自粛してしまうことがあっては、
絶対にならない。
静観せよという意見もあるだろう。
だけど、
それは、
現状の肯定に他ならない。
逮捕された6人の学生は、
依然容疑を否認しているという。
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