世界中の人にカジュアルウエアを
たまたま見たNHK「知る楽」で、
ユニクロの柳井正社長が言っていた。
一見、
どこの企業でも掲げる、
壮大なスローガンのように聞こえるが、
その真意を知って驚いた。
彼が言う「世界中の人」とは、
発展途上国の子供から、
億万長者まで、
という意味だったからだ。
「壮大」どころの話じゃない。
果たしてそんなことが可能なのだろうか?
実現の条件を考えてみると、
圧倒的な高品質の商品を、
圧倒的な低価格で売る、
それ以外にないように思われる。
でなきゃ、
貧困地帯の子供と、
優雅なセレブが同じ品物を手にするとは思えない。
やっぱり荒唐無稽な話だ。
でもきっと、
それぐらい高い理念を大真面目に語るからこそ、
若い人が彼の下で働くのだろう。
このおっさんを、
少し見直した。
●荒唐無稽といえば、サッカーのコンフェデ杯でアメリカがスペインを破った。アメリカはサッカーでは「後進国」。片やスペインは国際Aマッチ15連勝の記録を作ったばかりの「無敵艦隊」。正真正銘の真剣勝負でこの結果は、番狂わせの極みだ。日本のW杯4強も夢じゃないと思えた。
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