2009年11月5日木曜日

読書

インフルエンザ予防に効果的なのは、
うがいよりも圧倒的に手洗いなのだそうだ。

マスクにしても、
風邪にかかっている人がするのは有効だけど、
かかってない人は人ゴミではまぁ役立つかな、
というくらいなのだそうだ。

先日ちらっと見たNHKの「爆笑学問」で、
東大医科学研の河岡義裕教授が言ってたから、
たぶんそうなのだろう。


となるとついつい出不精になる日々。


「地図にない道」(須賀敦子著、新潮文庫)をパラパラめくる。

この人の名前は福岡伸一氏の本で初めて知って、
闇雲にアマゾンで何冊か注文したものの、
全然読んでなかった。

戦後間もなくヨーロッパに留学、
イタリア人と結婚した芦屋のお嬢様の随筆だ。

書き始めたのが60歳ごろからと、
「アラカン」のはしりのような方で、
文章は一言で「端正」。

穢れた世界を描いても、
上品に感じられるのは生まれのせい?
と思うのは先入観だろうか。

でも行間に陰鬱な精神世界が漂うのを感じるのは、
若くして夫と死に別れ、
自身も70歳を前にガンでなくなった、
決して幸せとはいえない人生を知っているが故の、
深読みだろうか?


立花隆氏は10万円。

佐藤優氏は20万円。


ひと月にかける本の購入代だそうだ。

ぼくは読書を趣味だとは認めないけど、
彼らは空気を吸うように本を読んでいる。

先日も紹介した、
「ぼくらの頭脳の鍛え方」では、
必読書として計400冊の本が紹介されているのだけど、
読んだことのある本は「バカの壁」ぐらいだ。


ぼくと彼らとの間にあるのが、
「バカの壁」だナ(泣)

●ということで、先日の誓いはあっさり破り、アマゾンで本を注文してしまった●日本シリーズ2勝2敗同士に。これでハムは札幌に戻れることになった。日本シリーズの過去の戦績をみると、○●○●ときたチームは必ず次も負けている。

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