2009年11月27日金曜日

主導

ぼくが通っていた中学校には毎年秋、
各クラスや部活動単位で日ごろの活動の成果を見せる、
「学習発表会」というのがあった。

3年生の時に文化委員長だったぼくは、
「学習発表会」というのは堅苦しいから、
何とか「文化祭」に変えようとしたのだが、
教師の猛反対に合った。

いろいろやりあった記憶はもうなくなったけど、
結局「文化発表会」とすることで落ち着いた。

結局看板の掛け替えに過ぎなかったかもしれない。

ぼくは対等に交渉していたつもりだったけど、
結局教師が主導権を握っていたのかもしれないと、
今になってみて思う。


ところで「必殺仕分け人」の活躍が連日続いているが、
結局これって財務省の言いなりじゃないの?
とみなが気付き始めている。

これまでだって、
各省庁からの予算要求がまずあって、
それを積み上げたらすごい金額になるから、
財務省で査定してきた。

「仕分け」ってつまりこの「査定」のことで、
役人がやっていたことを、
シナリオ付きで公開しているようなものだ。

これを役人主導ではなく政治主導だというのは、
まったく馬鹿げている。


本当に政治主導にしていなら、
今回の90兆円の概算要求を(仮に)60兆円に減らしなさいと、
そう財務省に指示すればいいのである。

減らす算段は財務省の賢い人がすればいい。
もし出来ないというのなら、
その人は「無能」あるいは「不適格」ということで、
別の人に代わってもらう。

と、
本来ならこうあるべきだろう。
本来役人の仕事にまで政治家が首を突っ込んで、
こまごましたことに振り回されていては、
肝心の国にかじ取りがおろそかになる。


鳩山首相の故人献金問題も少し炎が見え始めた。
マニフェストも額面通りとはいかぬようだ。



鳩山政権に早くも正念場が訪れようとしている。


●歯の詰め物がとれ、久し振りに歯医者さんに行った●昼ごろ、わが家の前の線路でまた人がはねられた。母が警察の聞き込みを受けていた。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...