2009年11月20日金曜日

覚書

小学生や中学生の時に書いた自分の文書を読んで、
「こいついいこと言ってるなぁ」と感心することがある。

子供じみた空想や夢物語がほとんどなのだけど、
中には大人になった今の自分をチクリと刺すような、
そんな言葉にドキリとする。

もちろん、
書いた当時の自分は大して深く考えずに書いたわけだし、
大人には大人の思考回路や世界観というものがあって、
子どものころのように世の中は割り切れるものではないと、
今では知っているのだが、
子どもだった自分の文章には、
何も知らない分、
ある種「竹を割った」ような部分があって、
妙に「潔さ」を感じるのだ。


みたいな話をペンギンさんとしてから、
元町界隈をうろつき、
さらにジャンカラと天満じゃず家へ行った。


にしても、
何か思いついたら記録しておくということは、
結構重要なことで、
今日も歌うことに関する数週間前の思いつきというか、
覚書みたいなものを読んで、
かなり救われた。

ぼくはある一年を除いて、
日記というものをつけたことがないけど、
もし子どものころから日記の習慣があって、
しかもそれを定期的に読み返していたら、
人生大幅に違っていただろうと、
それは確かに言える。


そういえば今日は、
自分で読んだことのある本の朗読を聞いた。
もちろん抜粋だったのだけど、
今年読んだにもかかわらず、
ずいぶん(というかほどんど)忘れていて、
あらためて読み聞かされて、
「なるほど」と思うことがいくつかあった。

何よりも、
自分が何でもすぐに忘れるアホだということを、
しっかり思い出した(笑)。

●じゃず家のライブは、吉竹祐子(Vo)押領司由紀(Pf)佐々木善暁(B)水上ダンヒル洋(Dr)の面々。ライブに行くのは久々だったし、元気なパフォーマンスを楽しめた。

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