2009年11月9日月曜日

飽和

巨人は7年ぶりに日本一になり、
松井秀喜はヤンキース移籍7年目で頂点に立った。

だからというわけではないが、
7年というのは、
生物のひとつの単位なのではないかと思うことがある。

セミの寿命は7年という説があるし、
ゲーテは7年周期で躁状態が訪れたという。

「ラッキー7」の語源は、
キリスト教に由来すると言う説や、
野球で7回に逆転することが多いなど、
さまざまだけど、
「7」という数字に何かしらの感情を抱く人は多いはずだ。


そうそう、
ドラマの主要な登場人物は7人までという定説がある。

8人以上になると、
途端にストーリーが把握しにくくなるんだそうだ。
「男女7人夏物語」
「7人の侍」。。。
例を挙げるまでもない。

電話番号など、
簡単に暗記できる数字も7桁までだという。

人間はとりあえず7で何かが飽和状態になるのかもしれない。
「7年目の浮気」っていうのも、
案外そのあたりに原因はあるのかもしれない。


ぼくの個人史を振り返っても、
7歳
14歳
21歳
28歳
35歳
42歳と、
ピタリとではないけど、
それぞれ転機となるような出来事が起きた。

先の考え方を当てはめるならば、
それはぼくの身に何かが降りかかったというよりは、
ぼく自身の中で何かが飽和して、
一時に吐き出された結果かもしれない。

そうすると次は50歳前後ということになるが、
今ぼくの中で着々と何かがたまっているのだろうか?

孔子を信用するなら、
天命を知るはずなのだが。


延命を願ってたりして(笑)

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