2009年11月17日火曜日

難問

「リーマン」と聞いて今どき思い浮かぶのは、
経済危機の元凶である米証券会社。

あるいはぼくらサラリーマン。


くだらない。

実にくだらない。


しかしながら、
数学の世界で「リーマン」といえば、
泣く子も黙る「リーマン予想」のことらしい。

Nスペ「魔性の難問~リーマン予想・天才たちの闘い~」は、
この超難問に取り組む数学者の歴史を、
かなり分かりやすく紹介していた。


ぼくなりに理解したところでは、
リーマンという数学者が150年ほど前、
素数の並びには規則性があると予想したんだとか。

一見ランダムに見える素数の並びが、
実は円周率と密接な関係にあって、
その規則性を見つけることが、
宇宙の成り立ちを解明するカギになるんだそうだ。

何で宇宙が突然出てくるかというと、
最近の原子核の研究で、
原子核エネルギーと素数についても、
密接な関係があることがわかったからだ。

ということで、
素数は「創造主の暗号」っていうらしい。

素数の謎を解けば、
万物の根源が見えるというわけだ。

これほど魅力的な難問もないでしょ。
だから数学者は躍起になるのだナ。

でも、
頑張り過ぎて精神を壊した人もいるようで、
人が創造主を理解するのは容易ではない。


にしても、
リーマンさんは、
勝手に予想だけして死んでしまったのだから、
随分と罪つくりなお人だ。

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