Nスペの「チャイナパワー」を見ていると、
中国の勢いはとどまるところを知らないようだ。
中国が今最も接近しているのがアフリカ諸国で、
その狙いは、
この大陸に住む7億人の人々と、
地下に眠る資源なのだという。
何せ10億人の国である。
経済発展を続けるには、
内需だけでは全然足りないのだ。
「世界の台所」から「世界の工場」になり、
今や地球上の資源を食いつくそうとしている。
携帯電話会社がエチオピア全土に通信網を張り巡らしたり、
不動産会社がなぜかザンビアの銅山開発に乗り出したり、
民間会社が国家財政の後ろ盾を得て、
遮二無二触手を伸ばしている。
その様はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いなのであるが、
しかしNスペではついこの間「ドバイが熱い」と持ち上げ、
その舌のねも乾かぬうちに、
今はドバイはバブル崩壊でテンヤワンヤになってしまった。
世間で「中国、中国」と言われるようになったということは、
逆にもう下り坂に差し掛かった証拠なのかもしれない。
大体、
マスコミが「ブーム」と取り上げるころには、
本当のブームは下火になっていることが多い。
知っている人はずーっと前から知っているのだが、
感度の悪い記者は相当遅れて気がつく。
「新聞」も確かに前日あった出来事は載っているが、
トレンドとか先読み情報になると、
実は全くの「旧聞」であることは、
ほとんど常識でもある。
ちゅうか、
五輪の時にも書いたのだけど、
一体いつから「中国4千年の歴史」は「中国5千年の歴史」に変わったの?
一気に千年もサバを読むとは大した度胸だけど、
ちょっとインフレに過ぎないか?
王将のCMも作り変えなきゃ。
●天満「じゃず家」セッション。久し振りの顔に再会できただけで心が和んだ。
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