2009年12月18日金曜日

醜聞

品行方正

完全無欠


そんなタイガー・ウッズの醜聞。

一連の騒動はそれだけで十分に意外だが、
それ以上に、
これまで一切表に出てこなかった女性スキャンダルが、
なぜ今になって堰を切ったかのように報じられるのか。

むしろその点に驚く。


そもそもアメリカ人は有名人の下ネタに意外に寛大だ。

最たるものはクリントン元大統領だろう。
現職大統領とホワイトハウス実習生の不倫。

日本の総理ならそれだけで一発退場だろうが、
クリントンは乗り切ってしまった。

ケネディ元大統領もしかり。

どうやら彼の国には、
人間的欠点と職業的能力を、
はっきり分けて考える習慣があるようだ。


もっとも、
その寛大さも本人が誤りを認め、
悔い改めることが条件のようにも思われる。

その意味でも、
タイガーは出来るだけ早く自分でマスコミに出て、
正直ありのままを告白することが、
復帰への一番の近道といえそうだ。


そんな最中、
マイケル・ジャクソンの少年虐待疑惑のテレビ番組を録画で見た。

彼は一貫して否定したものの、
その一方で25億円も払って和解したものだから、
ずーっと死ぬまで引きずってしまった。


番組はマイケル側に立っているので、
いかにマイケルが「はめられたか」に焦点が当たっていた。

それにしては、
肝心の性的虐待を受けた少年(今は青年)に、
なぜ取材しないのだろうと思った。


それはともかく、
ウッズに対するのと同じぐらいに、
不倫を報じられたら意外な日本人なら誰だろうと、
同僚に尋ねたら、
しばらく悩んで「松岡修造」と返答された。

日本、
スケールちっせー。


●先生でもないのに、なぜか忙しい終末を迎える。ということで、関係各位よろしく。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...