月曜日に出社すると、
ぼくの隣に座っている上司が、
マスクをしてひどくせき込んでいる。
新型インフルではないただの風邪だそうで、
医務室でもらった薬を飲んでいた。
ゴホゴホゴホゴホゴホゴホゴホゴホゴホゴホゴホ。。。
仕事の間中、
ずーっと咳をしていた。
辛いだろうけど仕事柄、
上司は途中で帰る訳にはいかない。
元気なぼくは言うまでもない。
インフルの予防注射はしてはいるが、
それでも気になってしょうがない。
出勤時してきたマスクを、
もう一度しようかとも考えたが、
どうにも気が引けた。
しかしただ手をこまねいていたわけではない。
出来るだけ席を空けるようにして、
こまめに手と鼻を洗った。
これでぼくが風邪をひいたら、
十中八九この上司が感染源だけど、
責任は上司とぼくの両方にあるだろう。
一方、
大丈夫だったら、
「予防注射+鼻洗い」の不敗神話は、
より強固なものとなる。
なにせあのせきの嵐は、
かつてない危機的状況だった。
丸一日たった現在異常はなし。
潜伏期間は1~2日が目安というから、
まだ勝利宣言は出せないけど、
ささやかな人体実験の結末は、
かなり楽観的にとらえている。
●「天使と悪魔」(ダン・ブラウン監督)をDVDで。「人は見かけによらぬ」というお話。
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