天満・じゃず家で長らくセッションアシストを務めていた、
ピアニストの押領寺さんが今日で最後だった。
「アシスト」であるからには、
ボーカルからインスト、
古今問わず色んな曲を知っているのは当然ながら、
その他様々な苦労がある。
誰でも自由に参加できるのであるから、
びっくりするほど上手い人もいれば、
その逆もある。
ぼくを含め、
不正確な楽譜を持ってくる人もいれば、
自分の好き勝手に「アレンジ」してしまう人もいる。
日によってドラマーがやけに多い日や、
ボーカルが5人もいる日もある。
チェロやタップにピアニカ、
楽器だって様々だ。
そうした様々な状況を把握し、
なおかつ参加者に気分よく帰ってもらえるよう、
組み合わせや順番を考えるわけだ。
最初にじゃず家に行ったのはおととしの12月。
親父が死んでまもなくのことだった。
その時から、
月に何回か彼女の伴奏で歌を歌い、
たまに彼女が出演しているライブに行き、
歌わせてもらったこともあった。
彼女は大きく成長し、
これからは伴奏ではない仕事を増やすのだろう。
2年間、
ぼくの挑戦に伴走してくれたことに勝手に感謝しながら、
いつもの3割増ぐらいの勢いで歌った。
●今日初めて女性のジャズギタリストに出会った。
0 件のコメント:
コメントを投稿