
何気にNHK「歴史秘話ヒストリア」を見たら、
とっても面白かった。
お題は「大奥の秘密~“出世の花道”を生きた女たち~」
大河ドラマ「篤姫」で、
稲盛いずみが演じていた「瀧山」って、
実在の人だったんですね。
写真まであった。
高齢になってからのもののようで、
稲盛いずみとには似てなかったけど。
それはともかく。
何でも、
大奥には20いくつかの階級があって、
1000人ほどの奥女中が働いていたとか。
その頂点は、
もちろん将軍の正室だけど、
「瀧山」さんは14歳で大奥に上がり、
最後は事務方のトップ、
「御年寄(おとしより)」まで上り詰める。
でも、
「篤姫」のように大奥の幕引きをした訳ではなく、
実際には、
徳川慶喜の代になって、
つまり、
幕府滅亡の寸前に、
自ら願い出て引退したんだそうだ。
その後は、
埼玉県で養子を迎え「瀧山家」を興し、
72歳で亡くなったという。
それ以外にも、
大奥での出世の方法や、
身投げの井戸、
上司の命令で燃え盛る火の中に飛び込んだという、
伝説の女中「てや」の話も面白かった。
徳川400年の間に、
大奥で繰り広げられた女性たちの政治は、
民放の「大奥」も真っ青の、
権謀術数が渦巻く世界だったようだ。
見ていない方は是非、
再放送かNHKオンデマンドでご覧あれ。
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