2010年6月22日火曜日

加減

ポルトガルが北朝鮮に7-0。

点を入れられても入れられても、
雨の中、
懸命に走る「北」の選手を見ていると、
なんだか可哀そうになってきた。

でも、
スポーツに手加減は無用なんだよナ。

特にW杯の予選リーグでは、
勝敗だけでなく、
得失点差や総得点も大事な要素だし。

とはいえ7点は、
やっぱりチトやり過ぎか。


ところで、
この結果でもって、
北朝鮮に2-1で勝ったブラジルより、
ポルトガルの方が強いとは、
全く言えない。

オランダに0-2で負けたデンマークが、
0-1で負けた日本より弱いわけでもないのも、
またしかり。

その試合の持つ意味あいによって、
戦い方は千差万別。

そこには別の意味での加減がある。


考えてみれば、
ぼくらの日常では、
「加減」ってとても重要だ。

人間関係でも、
買い物でも、
物作りでも、
もちろん歌でも、
加減ひとつで、
結果は無残なほど大きく変わってしまう。

手加減、
匙加減、
湯加減、
火加減、、、

言葉だっていろいろある。

塩加減とは言うが、
砂糖加減とか胡椒加減とは言わない。

「いい加減」と言えばテキトーなイメージだけど、
「良い加減」なら適当な感じ。


加減を極めるのは難しい。

人生これ加減なり。


それを知らぬと、
ぼくのような人間が出来あがる。

そのあたり、
あなたのお加減はいかが?

●だから「人間は中途半端が一番いかん」などとうそぶくのだ●それはそうと、なんでポルトガルのロナウドのことは「クリスチアーノ・ロナウド」ってフルネームで呼ぶの?

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