
上がったねぇ、
とびきりでかい花火が。
どーせ負けるだろうと思っていたら、
急増1トップの本田が決めたばかりか、
エトー擁するカメルーンを完封してしまった。
前半39分、
1点が入った時点では、
これでカメルーンにエンジンがかかって、
あっという間に逆転されるだろうと読んでいた。
後半になって、
どんどん時間が経過してもまだ、
勝てるとは思わなかった。
でも同時に、
失点しそうな感じもしない。
そうこうしているうちに、
残り時間が10分を切った。
ドイツ大会のオーストラリア戦の悪夢が脳裏に浮かぶ。
そして、
ついにロスタイム。
1点の重みがどんどん増してくる。
勝ち点「3」と「1」の差は天と地。
それでも、
同点は覚悟していた。
でも、
まさか、
このまま勝っちゃうの?
そんな感じのまま、
ついに終了の笛が鳴った。
「勝てば官軍」
これでもう、
だれも岡田Jに文句は言えなくなった。
たとえこの後、
オランダやデンマークに負けたとしても、
大手を振って帰ってこられるだろう。
だからこれは文句ではないのだが、
正直カメルーンには失望した。
アフリカ勢とはいいながら、
眼を見張るようなスピードも、
パワーも感じなかった。
これは、
日本の対策が実ったということなのか、
単にカメルーンが弱かったのか。
ひとつ確かなことは、
日本の選手は冷静だった。
本田が1点を奪った場面でも、
松井からのクロスをピタリと足下に止め、
間髪入れず正確にけり込んだ。
その1点を守りきれたのも、
これまでの数々の苦い経験が生きたのだろう。
結果的にも、
内容的にも、
最高の初戦だった。
それが、
まだ信じられない。
●勝利の輪を写すテレビの映像に、中村俊輔の姿を見つけることができなかった。胸中はいかばかりか●写真は毎日jpから引用です。
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