2010年6月20日日曜日

想定

W杯グループリーグの勝ち点制というのは、
とても複雑でわかりにくい。

勝てば「3」、
負ければ「0」。

引き分ければ双方に「1」。

それ自体は単純なんだけど、
4チームのリーグ戦で、
上位2チームが決勝トーナメントに行くという条件が組み合わされると、
一気に複雑になる。


例えば、
日本のいるグループEで、
日本は現在1勝1敗だから3+0=3。

ノルウェーは2勝で3+3=6。

今戦っている、
カメルーンとデンマークは、
ともに初戦を負けているので0。


日本が決勝Tに進むかどうかが、
この一戦の結果に大きく関わっているので、
つい見てしまっている。

この試合、
日本にとっては一見、
日本が次に当たるデンマークが負けてくれた方がよいように感じる。

今はカメルーンが1-0で勝っているけど、
もしデンマークが逆転して1-3なんかで終わると、
次の日本対デンマークは、
1勝1敗ずつ、
得失点差も0同士でぶつかることになる。

ただし総得点ではデンマークが上なので、
引き分けは許されない。
「絶対に勝たねばならない戦い」になる。


しかし、
このままカメルーンが1-0で勝ったとして、
調子づいて次のノルウェー戦にも勝ってしまったら、
2勝1敗となり、
日本がデンマークに勝っても、
2勝が3チームということになり、
得失点差の争いになる。

こうなると、
いよいよわからない。

とか言っているうちに、
今デンマークが1点を返し、
同点になった。


考えを御破算にして。


とりあえず、
デンマークが逆転して1-2で勝つと仮定しよう。

そうすれば、
まず、
ノルウェーの決勝T進出と、
カメルーンの予選敗退が確定する(はず)。

デンマークは、
日本と1勝1敗で並ぶが、
得失点差で日本が1点リードしていることになり、
直接対決で日本が引き分けても、
日本の決勝T進出が決まる。


では、
このまま1-1で引き分けたらどうか。

ノルウェー2勝、
日本1勝1敗、
カメルーンとデンマークが1敗1分けで、
日本が有利なようだが、
それでも、
カメルーンがノルウェーに勝つという、
不確定要素というか、
他力本願な部分が残るところがいやらしい。

ノルウェーは圧倒的に強いけど、
決勝Tが決まった後でのカメルーン戦に、
必ず勝つ保証はないからだ。


ということで、
この試合に関しては、
デンマークが2-1で勝つというのが、
どうも日本にとっては一番理想的なようだ。

あー頭が痛くなってきた。

でも、
とりあえずこの試合は、
デンマークもうちょっとだけ頑張れ(ということにぼく的にはしておこう)。

●ちゃんと表に書けばはっきりするのだろうけど、あえて文章で考えてみた。試合は現在ハーフタイム。全く予断を許さない●オカザキー。あのボレーシュートが決まっていれば、君は間違いなくヒーローだったのにな。

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