京大の入試投稿事件の展開は、
まさに「事実は小説より奇なり」。
携帯の契約者が母親ということで、
一時は「オカンも共犯か」と妄想したが、
どうやら受験生の「単独犯行」の模様だ。
机の下に携帯を隠し、
左手でブラインドタッチしてたなんて。
いわば最も原始的。
この事件を知って、
だれもが真っ先に想像して、
でも、
「いくらなんでもそりゃ無理でしょ」って、
一蹴したはずの手口じゃなかろうか。
だから複数犯説だのスキャン説だの、
「一体どうしたらこんなことが可能なのか」って、
みんなの関心が一気に高まったのだ。
蓋を開けてみればコレである。
人々の想像を逆の意味で超えていた。
いや、
本当に想像を超えていたのは、
京大の試験監督のずさんさだろう。
座席がどこであろうと、
こんな単純な手口を身落とすんなら、
監督なんてしてないに等しい。
携帯やら電子辞書やらでカンニングしてるヤツ、
ほかにいくらでもいるんじゃないかって、
思われても仕方がなかろう。
そりゃ、
受験生すべてを容疑者のように見て、
試験に集中できないほどガチガチに監視するのも、
いかがなもんかとは思うが、
監視がそんなに「ザル」なら、
出来心を起こすヤツがいたって、
仕方がないと思うのである。
受験生はみな切羽詰まっているのだから。
0 件のコメント:
コメントを投稿