2011年3月13日日曜日

原発

福島原発の炉心が溶融していると聞いて、
原発のことを昔少しかじった覚えのあるぼくは、
「こりゃ爆発する」と直感した。

それからしばらくして、
ほら来た「ドーンという音と白い煙」。
http://www.youtube.com/watch?v=DHfR_wybvw0

原子炉が水蒸気爆発したのだ。

そうに違いない。

よくてスリーマイル、
悪ければチェルノブイリ並み、
いや人類最悪の原発事故かと踏んだ。

ところが枝野官房長官の会見では、
爆発の訳は想像とは違った。

炉心が爆発したのではなく、
原子炉建屋内にたまった水素と酸素が爆発的に反応して、
建屋の外壁だけが吹っ飛んだんだそうだ。

原子炉格納容器は無傷との説明。

本当かなぁ?
だって原子炉建屋って、
ミサイルで狙われても大丈夫というほど、
恐らく国内で最も頑丈に作られている建築物で、
それが吹っ飛んで中身が無傷って、
そんなことあるのかねぇ。

そんなんじゃ、
間違いなく北朝鮮の標的にされる。

ここで、
いささかの経験則で言えば、
原発関係者ってすぐ嘘を吐く。

もっとも彼らに言わせると、
それは嘘ではなく、
「そこまで説明する必要がないと思った」とか言うんだけど。

とにかく原発に関する当局の説明は、
鵜呑みにするのは危険だ。

もし本当に信用して欲しいなら、
建屋の写真一枚じゃなく、
現場の状況をネットを使って生中継するぐらいしなきゃ。

さて、
地震の全容が次第に分かってきているが、
話しを総合すると、
犠牲者は1万人を超す気配。

地震、
津波、
原発、、、

ゆうべからの仕事で、
頭がクラクラしながら帰宅すると、
母が臨戦態勢で出迎えてくれた。












さすが、
第二次世界大戦と阪神大震災を、
生き抜いてきただけのことはある。

あなたは何があっても大丈夫だ。

●ちなみに明治三陸沖地震での死者・行方不明者は計2万2000人だそうだ●避難所からのニュースで「被災者のみなさんに、ご飯と刺身が配られています」って言ってて、不謹慎にも「それ食べたい」と思った●緊急地震速報にが頻発して、ちょっと麻痺してきた。

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