小学生の時、
「グレートハンティング」という映画を友達と見に行った。
ライオンに人が食べられるという、
ショッキングシーンが話題になった作品だ。
どうやらアレは「やらせ」だったようで、
ぼくの子ども心はもてあそばれたわけだ。
あれから30年以上がたち、、、
映画「ライフ」。
公開初日ということで900円で観てまいりました。
レディースデイとも重なっており、
観客は大半が女性。
子連れのお母さんも多かったようだ。
普段よりも少し騒がしい。
でもそんなことは、
すんごい映像がすぐに忘れさせてくれた。
地球上には500万種類の生物がいて、
だから500万通りの「生き方」がある、
みたいな冒頭のナレーション。
オタマジャクシを背負って樹上に運ぶカエルとか、
地底でキノコを栽培するアリとか、
卵が孵化するまで絶食し、
ついには命尽きるミズダコの母。。。
確かにいろんな生き方があるもんだ。
副題の通り、
命をつなぐことが生物の本質であり、
突き詰めれば、
そのためだけに生物は生きている。
にしても、
いったいあのアリの小さな体のどこに、
キノコ栽培なんていう「本能」というか、
知恵がプログラムされているのか!
85分という、
映画としては短い時間にもかかわらず、
「もう十分」っていうくらいの濃密な内容だった。
ただ、
音声は、
ひょっとして効果音を使用しているのではないか?
望遠で撮影しているのに、
音だけ接近してるのは、
どうにも不自然に思えた。
そうなると、
まさか映像にもCGが。。。
いやいや、
純粋な心で是非観てください。
●なでしこ、五輪予選の初戦。前半途中で外出したのだが、無事3-0で快勝したようで、何より何より●金曜日、元町に参ります。