2011年9月11日日曜日
人柄
ピアニスト赤松真理さんの演奏を聞きに、
逆瀬川・バックステージへ。
本当に久し振り。
なんやかんやで1年以上のご無沙汰だ。
リズミカルな曲であれバラードであれ、
彼女の演奏の底に流れるのは、
「和」だと確信した。
京都の禅寺かどっかで、
枯山水をじっと眺めているような、
そんな気分。
つまり癒される。
いやいや、
そんな流行り言葉だけで形容できるものではなく、
もっと心の奥に染み入る感じ。
聞いていると、
いつも自然と内省的になり、
心が浄化される。
曲には作曲者の人柄が表れる、
みたいなことを途中のMCで彼女は言ったが、
演奏にも演奏者の人柄がモロに出る。
そんな素敵なひと時に、
見なくてもいいマイパッドで、
「放射能つけちゃうぞ」大臣の辞任のニュースを知ってしまう。
あ~あ。
一体、
異国のひとたちは日本のことを、
どう思うのだろう。
大臣の人柄=お国柄と、
どうか思わないで欲しい。
赤松さんは来週、
ドイツでミニコンサートを開くという。
どうか、
この国の善良な魂を、
かの国に届けて欲しい。
●そんな内省の末、ぼくはちっちゃい決心をした。その話はいずれまた●バックステージのマスター(写真右でサックスを吹いている人)からあらためて、ライブをやってもいいとのお誘い。前はメールだったけど、今度は直接。いやぁ、うそでしょ。本当ですか?信じちゃって、甘えちゃおうかなぁ、、、
遺志
30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...
-
横山秀夫の新作「ノースライト」が面白かった。 バブルがはじけて仕事がなくなり、 夫婦仲がおかしくなって離婚して、 自堕落な生活をしていた建築士の元に舞い込んだ、 思いもかけぬやりがいのある家の建築。 没頭して完成させるものの、 そこに施主が住んでいないこと...
-
昨日は、 落とし穴事故のことで一杯だったけど、 もうひとつ、 驚くべき事件があった。 世界陸上男子100メートルの決勝で、 超人ボルトがまさかのフライング失格。 予選や準決勝の走りを見ていて、 相変わらず別次元だと思っていたので、 これには驚いた。 何でス...
-
長いことサラリーマンやってるけど、 会社を辞める挨拶で涙した人を見たのは、 始めてのようなきがする。 派遣の女性なんだけど、 6年半頑張って、 仕事も好きだったのに、 去らねばならない無念さが、 ひしひしと伝わってきて、 胸を打たれた。 あー...