被災地への旅で久し振りに飛行機に乗り、
驚いたのは機内アナウンス。
「この先大きな揺れがございましても、飛行には影響ございません」
なんかこんな感じで、
ずい分軽く言うなぁと思った。
、
でもこれぐらいの方が心配させなくていいのかも。
そう好意的にとっていたぞANA。
そりゃ彼らにしてみれば、
少々揺れるぐらい、
どーってことないだろう。
エアーニッポンが運航する那覇発羽田行き全日空140便(ボーイング737―700型機、乗員乗客117人)が6日、飛行中に30秒間で約1900メートル急降下したトラブルで、同機は一時、上下が逆になる背面飛行に近い姿勢になり、機首が35度も下がった状態で急降下するなど、失速寸前の状態に陥っていたことが、運輸安全委員会の調査でわかった。
ぎゃー。
こんな曲芸飛行をしておきながら、
隠してきたんだから。
しかし不思議なのは、
乗客はなぜ気づかなかったのかということ。
なんでも、
夜間で外が見えず、
あまりの圧力で座席に押しつけられたため、
これほどの事態だとわからなかったらしい。
確かに、
真っ暗闇の中でジェットコースターに乗っても、
あんまり怖くないかも。
怖いのは、
自分が置かれている状況が見えるからで、
加速度とか角度とか音ではない。
しかし、
客室乗務員2人が軽傷という、
奇跡的な軽い被害で済んだのをいいことに、
だんまりを決め込んでいたANA、
許すまじである。
当時の乗客も、
この事実を知って驚愕したに違いない。
もしぼくが知っていたら、
たぶんANAは選ばなかったな。
いや、
絶対だな。
●しかも新幹線にしてたかも、、、