2012年3月16日金曜日

感染

気がついてみたら、
この冬は一度もマスクをつけなかった。

鳥インフル騒ぎの時は、
売り切れが続出したのに、
今冬はそんなに流行らなかったのかな?

いやもしかしたら、
同じように流行っていたけど、
マスコミが取り上げなかっただけかもしれない。

大した事がない時にマスコミは大騒ぎし、
本当に大変なことに対しては自主規制する。

よくも悪くもマスコミの性質だ。

「コンテイジョン」(スティーブン・ソダーバーグ監督)は、
鳥インフルみたいな致死性の高い新種のウィルスが発生し、
パンデミックを起こして、
それに対するワクチンを開発するまでを描いた。

演出が地味っちゃあ地味だけど、
危機に瀕した人間心理や、
ネット時代の危うさなんかがよく描かれていて、
なかなかの掘り出し物だった。

この映画中で、
「フリージャーナリスト」を名乗る人物が、
やたら危機をあおりまくり、
偽情報をバラまく胡散臭い人物として登場する。

体制側の人間が、
ブログなんてもっともらしいネットの落書きだ、
みたいな台詞があった。

ウィルスより怖いのは、
人々がパニックになることだ、
というようなのもあったなな。

仮にもこうしてブログを書いていて、
デマを喧伝する意図はなくても、
個人的な憶測や危惧が一人歩きする怖さは意識しなきゃいけない。

いかに読者が少なかろうと(笑)

でも、
体制側が嘘や隠蔽を駆使してパニックをおさえ、
その結果死ななくていいはずの人が死ぬとするならば、
あなたはそれをよしと思うだろうか?

簡単に結論は出ない問題だと思う。

話しは変わるけど、
どじょうは消費税を10%にするだけじゃなく、
将来さらに5%追加増税する上伏線も張っておきたいらしい。

面白いのはその理由で、
政権が交代しても増税路線が継承されるようにするためだとか。

それは民主党の論理じゃなくて、
財務省の論理だよね。

どじょうが財務省の思うがまま動いていることが、
よくわかる一件で笑えるけど、
ある意味どじょうは正直ともいえるわけで、
この点は好感は持てる。

正直に馬鹿がつくけれど(笑)

●金曜日、元町に参ります。よろしくお願いします。

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