2012年3月27日火曜日

期限

iTunesでレンタルした映画は、
視聴期間が2日間だ。

2時間かそこらの映画には十分なんだろうけど、
ぼくにはちょっとした「難関」だ。

新しいまいぱっどで借りた「マネー・ボール」(ベネット・ミラー監督)。

出勤間際に確認すると、
視聴期限が残り30分で、
映画の残りは20分。

ひじょーにヤバい状態である。

そしてこんな時に限って、
iPodを忘れて出かけてしまった。

つまりイヤホンもなし。

仕方なく電車の中で無音で映像と字幕だけ鑑賞して、
さらに大阪駅で降りてからも、
構内で立ち見するはめに(泣)

まぁでも字幕あってよかったよ。

それはともかく「マネー・ボール」自体は当たりだった。

貧乏球団が、
独自の理論で掘り出し物の選手を発掘し、
大躍進するという、
大リーグの実話ものなんだけど、
GM役のブラピがなかなかのはまり役だった。

この人、
年齢を重ね、
ますますロバート・レッドフォードに似てきたな。

それはともかく、
印象的だったのは、
「革新的なことを始めた人は必ず最初は非難される」
みたいな台詞。

誰よりもその世界を知っているという自負が、
どれほど革新を阻んできたことか。

スポーツや文化におよばず、
科学でも何にでも共通する普遍の原則だ。

より良くしたいと一生懸命やってるのに、
だれにも理解されぬ苦悩。

保守的であるほうが絶対楽なのに、
それができない性格。

嫌われてまで何故やる?

より良くしたいから。

ただそれだけ。

こういう映画観ると勇気出るね!

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...