一年間の出向を終えた2人の送別会が、
仕事の後ささやかに催された。
うち1人は担当が違うこともあって、
ほとんど会話をかわすこともなかったのだけど、
帰り際に挨拶したら、
「たはしろさんの仕事はとても勉強になりました」と、
嬉しいお言葉。
もちろん本当は「たはしろ」なんて言いませんよ(笑)
社交辞令だとしても嬉しいじゃないか。
そして、
それとは別の「卒業」が唐突にやってきた。
は〜い、
ここからはAKB嫌いな人は読まなくていいですぅ。
前田敦子が卒業って聞いて、
真っ先に思ったのは「終わった」という言葉。
AKBって何人いるのかすら知らない素人だけど、
何人いようとあのグループは「前田敦子」そのものだと思う。
海のものとも山のものともしれぬ企画に応募した14歳の女の子が、
日本一のアイドルグループのセンターに立つという、
シンデレラストーリーを象徴していたのが前田敦子だ。
ぼくが彼女を素敵だなと思うのは、
とても自己評価の低い内気な彼女が、
歌っている時にたまにみせる、
無邪気な笑顔だ。
大島優子も可愛いとは思うけど、
ぼくから見れば彼女はプロのアイドルだ。
前田敦子のアマとプロの境界線を漂うような、
その感じは唯一無二だったと思う。
故に、
前田敦子の抜けたAKBはAKBではない。
グループとして存在しても、
そして将来別の中興の祖みたいな子が出てくるとしても、
それはやっぱりAKBではないだろう。
それにしても見事なタイミングだと思う。
久々「引き際の美学」ってやつをみた。
FM802が日曜深夜は休みなので、
NHKを流しているとこんな懐かしい歌が流れてきた。
イルカの「雨の物語」。
「ぼくの部屋のドアに書かれていたはずさ とても悲しい物語だと」
くぅ〜(泣)
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