プロ野球が開幕した。
契約報道で何かと注目を浴びる巨人は、
先発内海がボカボカに打たれ、
打線もノーヒットノーランを逃れるのがやっとというだらしがなさ。
いかに勝負は水物といえど、
何千万とか何億とかもらっているプロが、
あんな銭の取れない試合をしてはいかん。
朝日のバッシング報道などはね返すぐらい、
圧倒的な力を見せて欲しかった。
今季からセ・リーグも予告先発を導入した。
144試合分の1試合という見方もあるけれど、
開幕投手は各チームともエースをたててくるもんだ。
そんな中、
一風変わってたのが日ハム。
何と「ハンカチ王子」斎藤佑樹をもってきた。
2年目の彼に大役を任せるのは、
「希望枠」みたいなもんで、
いささか重責ではと思ったが、
何となんと1失点完投勝利。
やっぱ持ってるなぁって思ってたら、
勝利インタビューで「今日は『持ってる』じゃな「背負っている」です」
だって。
どこまでも只者ではない。
そして去年もそうだったんだけど、
斎藤が投げる試合は打線がよく点をとる。
きっと彼はチームメートに好かれてるんだね。
こいつのためにいっちょ張り切るか、
みたいなムードがあるもん。
そういうのを人格というのかもしれない。
人格者はチャンスを与えられ、
結果を残すよう周囲が頑張る。
対照的なのが斎藤と同期の巨人・沢村拓一。
斎藤とは比較にならないズバ抜けた実力をもちながら、
味方がちっとも点を取ってくれず勝てなかった試合が、
昨年は何度もあった。
土曜日はその沢村が投げる。
彼は人格者になっただろうか?
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