ふと疑問を抱いた時、
それが形になっていなくても、
つまり筋道たてて説明できなくても、
キーワードを数個入れてググれば、
同じようなことを考えている人がいるもんだと思う。
見も知らぬ、
恐らく一生合う事もないであろうその人が、
何だか「おお同志よ」という感じになる。
例えば、
「TPP」と「円高」でググると、
次のような文章に出くわす。
さて、今回の3.11事件直後、この異様な100兆円規模の円買いを受けて、円相場安定化のため政府・日銀は巨額の円売りドル買いをして、手元に100兆円規模の米ドルが残ったはずです。その巨額米ドルにて米国債引き受けの日米政府間の密約があったかのように、2011年8月初め、オバマ政権は米国債デフォルト回避に成功しています。確かに100兆円規模の米国債を日本政府が引き受ければ、米国債デフォルトは回避されるはずですし、デフォルト寸前の米国債を買ってくれる奇特な国は、アメリカ様命の悪徳ペンタゴン日本人のはびこる日本国くらいのものでしょう。もし、このような日米間の密約があったとすれば、その当事の外国為替資金特別会計の運用権限をもつ財務大臣は、誰あろう、今の野田総理、その人です!
なぜ、野田氏が大方の予想に反して唐突に総理になったのか、なんとなくわかります。米国ジャパンハンドラーは論功行賞や信賞必罰は律儀にやりますから。
これが正鵠を得ているのかどうかは別問題ね。
そして次、
「野田政権支持率」と「景気」でググるとこうなる。
つい先月「2割台の危険水域」と騒がれたばかりなのに、一転しての急浮揚。裏には、大マスコミの“思惑”が見え隠れする。野田内閣の支持率アップを報じているのは、読売新聞と日テレ、NHKだ。
読売(12日)によると2月の調査から5ポイント上昇し、支持率35%。日テレはそれに先立つ4日、やはり前月比5ポイント上昇し、30.6%と報じた。NHK(12日)の調査では2カ月連続で上昇し、33%に回復している。
はて、野田首相がこの間、何か目覚ましい実績を挙げたか? ただただ消費増税に前のめりになっているだけじゃないか。その消費増税については、どの世論調査でも「反対」「評価しない」が過半数を占めている。支持率アップの理由なんて、どこにも見当たらないのだ。
冒頭「ふと疑問」って書いたけど、
それは乱暴ではあるけど「仮説」だ。
そしてググって仮説に一応の筋道があることを知る。
繰り返すけど、
それは証明されたわけではない。
でもそういう仮説を持つ事が大切だ。
日々ニュースに接していて、
何だか知らないけど「?」と感じる、
その感性を大事にしたい。
福島原発2号機の格納容器内の水位が60センチというニュースも、
ネットで調べれば、
冷却水に色を付けるという案がありながら、
東電が無視し続けているという事情もわかる。
もし冷却水に色をつければ、
付近の海があっという間に色づくことが怖いからだ。
参照http://portirland.blogspot.jp/2012/03/2_27.html
などなど、
こんなことはほんの一端で、
あとはみんなが自分で調べ、
自分で考えていくことだ。
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