興味深く見た。
この人のパフォーマンスの面白みは、
自分の意思で決めたはずの事柄が、
実は誘導されたものであるということが、
分かりやすく示される点だ。
きっと彼がやっていることは、
商業的あるいは政治的には、
ずっと古くから応用されているはずで、
世論の誘導なんかも、
とっても簡単なんだろうなぁって、
恐くなってくる。
心理といえば、
オウム菊池直子が使っていた「櫻井千鶴子」という偽名、
そこにはどんな心理があったのだろう?
特に桜をわざわざ旧字体にしているあたり、
とっても興味深い。
彼女、
「走る爆弾娘」って呼ばれてたって、
すっかり忘れていたけれど、
この代名詞だけで、
彼女はまるで昔の過激派みたいに、
爆弾テロでもしていたような印象を抱く人も多いだろう。
考えてみれば17年間、
ぼくらは彼女の手配書を街中で目にしてきたわけで、
それっていわゆる一発屋の芸能人なんかより、
よほどぼくらの深層心理に刻まれているよな。
何かあの手配書見ても、
どうせ殺されてどっかに埋められているに違いない、
みたいに思っていただけに、
逮捕されてもまるで幽霊を見ているみたいな気持ちだ。
話しは飛びますが、
先日久々にテレビに出てた、
この人のこの曲が頭をループしている。