2012年6月25日月曜日

対策

ロンドン五輪で3大会連続「金」を狙う、
レスリングの吉田沙保里が、
NHK「アスリートの魂」で取り上げられていた。

彼女、
北京の直前に負けてから、
ずっと勝ってたのに、
この前また五輪直前に負けて、
そのあたりどうなってんのかなぁって、
気になってたから見たけど、
すんごい興味深かった。

高速タックルで世界を席巻してきたけど、
ついに世界が有効な対策を編み出してきたんだそうな。

それは、、、

徹底的に攻めない。

はぁって感じだけど、
これが実に有効だったんだそうである。

彼女のタックルは、
ボクシングでいうノーモーション、
つまり予備動作がないのが特徴なのだけれど、
それでも相手が攻めにくる、
一瞬のスキがあるからこそ決まるのであって、
とにかく守られると困っちゃうらしい。

バルセロナだってスペインだって、
相手がガチガチに守りに入ると、
得点するのが難しいのと似ている。

んで、
その対策ということで、
吉田選手は組んで戦うことも取り入れようとするんだけど、
これがなかなか上手く行かない。

何せタックル一本で女王に君臨し続けてきたのだ。

急に攻め方を増やせといわれて、
はいそうですかと出来るわけもない。

ついには肝心のタックルまでキレを欠くこととなり、
先に書いた敗戦に至るのである。

組む戦いをしつつ、
最後はやっぱりタックルでっていう感じに、
本番ではしたいのだろうけれど、
間に合いますかどうか?




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