2012年6月14日木曜日

結末

遅まきながらハマっている「24」。

ただいまシーズン2の途中なのだけど、
これを見ていると、
人間って、
言わなきゃいけないことを言わず、
言わなくていいことを言い、
聞かなきゃいけないことを聞かず、
聞かなくていいことを聞くもんだなぁって、
つくづく思う。

そんなチグハグがドラマの原動力ではあるのだけれど、
あまりそればかり続くので、
見ていてイライラすることもある。

ま、
そうやって術中にハマっているのだが。

しかし考えてみればぼくがイライラするのは、
ぼくが視聴者という「神」の立場にいるからで、
ドラマの中の当事者には、
それが「どうすべき」なのか、
わからないんだから仕方がない。

神目線から見れば、
現実の方がドラマよりもっと、
イラつく展開かもしれない。

自分自身に当てはめてみても、
人生のほとんどのことは、
どうすべきか分からず、
それでも何かしら決断して物事を進めているではないか。

それと少し関連するけれど、
現実の人間ドラマについて、
どうしても結末が知りたくなって過日メールをした。

これだって、
いろんな結末が考えられるので、
そっと知らないままの方がいいのかもしれないと、
何度も躊躇した。

さっき、
返事のメールが届き、
ハッピーエンドだったことを知った。

実に嬉しくなったのだけれど、
でもこれはたまたま。

自分の決断が「べき」なのかどうかは、
誰にもわからないし、
死んだってわからない。

人生って、
んなもんだね。







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