2012年9月30日日曜日

憎悪

NHKの朝ドラ「梅ちゃん先生」が終わった。

録画してすべて見た感想は、
というか、
全部見たのだから何がしか面白かったんだろうけど、
それを考えると結局、
「堀北真希を見るため」だけだったように思う。

前にこのドラマは何事も小さくまとまって行く、
みたいな感想を書いた事があるけれど、
最終回でまさしくそれを象徴するようなセリフが、
松子の口から語られた。

それは確か、
「平凡な暮らしの中にも色々ある」みたいなことで、
それが狙いだったのだとしたら、
確かにそういうドラマであったし、
つまるところ、
ぼくのような人間が見るべきではなかったと悟る。

てな具合で最終回を録画で見終わったあと、
同じく録画で「渡部篤史の建物探訪」を見る。

還暦を過ぎた夫婦が、
建築家に設計してもらったという家は、
確かに素晴らしい出来だった。

でもその出来過ぎのようなお宅は、
どこか「梅ちゃん先生」に通じるものがあって、
ぼくは素直に見ていられなかった。

いやでもこのある種の嫌悪感は、
きっと自分に対するものなのだと思う。

平凡とか普通とか中庸を嫌いながら、
結局自分こそが骨の髄まで平凡なのであって、
それを嫌いながらそこから抜け出せない。

破天荒を志向しつつ、
結局なんだかんだ理屈をつけて、
安易で怠惰な方に流れて行く。

自分に似た物に対して嫌悪感を抱く、
そういう精神構造は、
「近親憎悪」というらしい。

ということは、
おわかりですね。

どじょうを毛嫌いするぼくこそが、
実はどじょうに非常によく似た個性を持っているということなのです。

それを認めることができただけでも、
「梅ちゃん先生」には感謝せねばならん。




2012年9月29日土曜日

週末

土日関係なし、
昼夜逆転の生活を続けているぼくには、
いわゆる「週末」という概念がない。

同居している母でさえ、
「今日が何曜日かわからへんわ」とこぼす。

ボケているわけじゃなく、
ぼくと暮らしていると、
そうなるのは無理ない。

そんなぼくが今日は珍しく、
「ザ週末」とも呼ぶべき花金の夜を過ごした。














梅田・茶屋町の「アズール」に、
ライブに行ってきた。

夕方になって従姉妹のサホちゃんを誘ったところ、
なんと運良く空いていて同伴をお願いした。

演奏は「スティーブ・ハヌマンバンド」。

ファンクとジャズを融合した感じの演奏。

こんなお洒落な店に行くのは久しぶりなので、
少々ぎこちない観客であったと思うけれど、
なかなかに楽しめた。

このお店、
内装はもとより、
テラスが素敵。














秋の夜風は心地よく、
見上げれば朧月。














ちなみに「アズール」とは、
月の意味ね。

店を出たのは10時半を回っていたけれど、
町は若者らでにぎわい、
まだまだこれから行くぞーって感じの、
いかにも「花金」ムード。

えっと、
花金って言い方古いですかね(笑)。

なんにせよ、
これほどの「週末」感を味わったのは、
久しぶりでした〜

●ちなみにアズールは茶屋町のZARAの角を入って、右手にジャンカラが見える左側のビルの5階です。

2012年9月28日金曜日

販売

10月9日、
阪神・金本の引退試合が甲子園である。

そのチケット販売があと6時間足らずで始まる。

ぼくはご存知のように巨人ファンなのだけれど、
なんと9日は休みということもあり、
行くべきではなかろうかと思案中。

やっぱり歴史的選手だからね。

それに、
どれぐらい甲子園が沸くか感じてみたいし。

ネットと電話で10時から受付開始らしいけど、
まず、
つながらんだろうなとは思う。

思い出すのは10年以上前、
同じ甲子園で開かれたサザンのライブのチケット取り。

あの頃はまだネットなんてなく、
携帯と固定とで電話かけまくって、
やっと取れた。

てなわけで、
とっとと寝て、
9時50分ぐらいに起きてチャレンジしてみますか。

ダメならダメで、
それもまた思い出ということで、、、


2012年9月27日木曜日

決定

やっとメアドを決めた。

姉を実験台にしてアレコレ試した。

 

gmailは確かに便利だけれど、

あれだとパソコンメール扱いされるようで、

姉の携帯には届かなかった。

 

確かにぼくもドコモではパソコンメールは、

一切拒否してた。

 

だから結局は携帯メールに落ち着いた。

 

一応関係各所には連絡したけど、

何が便利って、

一斉送信できる人数。

 

ドコモは5人までだったけど、

その何倍も可能だ。

 

これだけでもドコモから移った甲斐があった。

 

って、

年一回の「もといち」がらみでしか、

使う事ないんだけれど(笑)

 

それだけだって大変なんだから、

幹事をよくやる人には、

ドコモは不向きだと思う。

 

ところで、

自民党の総裁に安倍晋三氏に決まった。

 

異例の再登板。

 

自民党のトップなら構わんけど、

下手すれば次の総理大臣だよ!

 

以前に一度投げ出した「前科」あるけど。

 

アメリカなら絶対にないと思う。

 

日本人が前科に寛容になったのなら、

個人的には嬉しくもあるけれど。

 

この人、

脱原発には反対だと明言している。

 

ということは、

この人と組む可能性が高い維新も、

原発擁護に回るのかい?

 

今この国は、

脱原発と原発容認という、

アクセルとブレーキを同時に踏みながら、

ヨロヨロ迷走しながら進んでいるようだ。

 

 

2012年9月26日水曜日

愚痴

朝食を食べたあと、
換気扇の下で一服していると、
隣で洗い物をしている母がボソボソ。

煙草吸ってるから必ず肺がんになるかというとそうでもない

でも肺の中は真っ黒やろな

めっちゃ嫌みなやっちゃ!

あーそうですよ、
あんたは正しい。

でも吸ってる最中に言うか!

いかんいかん。

寝る前に興奮しすぎじゃ。

iPhoneのメアド、
まだ決定できません。

というか、
ezweb設定が思いのほかややこしい。

いろいろやってダメで、
ある場所の設定を変えると、
ほかのところに影響して、、、

まいまっくぶっくと、
まいぱっどと、
まいふぉんと、
三台を使ってちゃんと届くかどうか、
何度も何度もやり直していたら、
こんな時間になってしもうた。

まてよ。

Appleの機器の素晴らしいところは、
直感的に操作できる点のはず。

なんでこんなに説明書読みながらやらなあかんの?

ということは、
Appleのアドレスが一番なのかな?

もう数日かかりそう、、、

2012年9月25日火曜日

設定

あー疲れた。

予定通り今日の午後、
iPhone5を受け取りに行って、
それから延々十時間以上、
設定その他もろもろ格闘して、
まだ終わらん。

でもさ、
最新式に変えたというのに、
さほどの高揚感がないのは、
どういうこと?


















見た目ほとんど一緒だからか(笑)

これ画面オンだからいいけど、
暗かったらどっちがどっちか見分けつきません(笑)

ちなみにiPhone5は右ね。

カメラ写りは左の方がいいかな。

でも厚みは右の方が半分ぐらいです。

高揚感が薄いのは、
そういう見かけの問題だけじゃなくて、
iPhoneって要は、
電話ができる小さなiPad。

だから機能とかへの驚きはほとんどないのだ。

でも、
心配だったデザリングは、
なんとか成功。

イーモバイルのWiFiと、
体感は変わりなし。

これで、
持ち歩く機器がかなり軽量化されることとなった。

健康のためには重いバッグを持ち歩いた方がいいんだけど、
もうおじさんだし、、、

そうそう、
白いiPhone5も今日初めて見た。

キラキラきれいで、
正直ちょっとしまったかな、
とも思ったけど、
おじさんにはあのキラキラは、
やっぱ似合わないと、
なんだか納得した。

女性は圧倒的に白をオススメします。

で、
最後に今でも悩んでいるのがメアド。

ezwebにするのか、
gmailにするのか、
Appleのにするか。

これは早く結論を出さなきゃ。

また報告します。

では寝ますzzzz

2012年9月24日月曜日

計算

夕方何気に会社でテレビを見ていたら、
ローラってタレントが歌を歌っていた。

ぷくっとほっぺたを膨らませ、
トンチンカンな受け答えをする、
でも可愛らしくて憎めない子。

そんなイメージしかなかったのだけど、
その歌がとっても上手でビックリした。

それからあわてて彼女の「歌」について調べたのだけれど、
「生放送では結構下手」みたいな指摘があった。

確かにぼくが見たのはたぶん口パクだったと思う。

YouTubeで探したら、
生放送で歌っているのがあった。

かなり上がっているようで、
CD並とはいかないけれど、
とっても素直な声で、
基礎的な訓練をきっちり受けているという印象だ。

いやいやそもそも、
あれほどトンチンカンな受け答えをすること自体、
相当に頭が良いと思われるけど、
この娘は実はきっちり教育を受けているのだと感じた。

決して「天然」なんかじゃないのだ。

一方で大相撲。

日馬富士が2場所連続全勝優勝で横綱昇進を確定した。

きょうの白鵬戦、
見ようによっては大熱戦だし、
ひねくれた見方をすれば「しょっきり」まがいの、
大立ち回りにも見える。

日馬富士は突然無敵になったのだろうか?

そりゃだれでも突然グンと成長することはあると思うけど、
それまで勝ち越すのが精一杯だったような大関が、
全勝を2場所続けるのはちょっと、、、

ま、
興行ですから。

はい。

いい加減横綱二人にしないとね。

マズいんでしょうね。

いろいろ。

決して彼らが八百長をやっているとは思わないけど、
横綱待望の空気はだれでもわかっているわけで、
きょうの白鵬なんか、
本当の本気だったのかどうか、、、

いや本気ではあっただろうけど、
日馬富士より気迫が劣っていたのは否めない。

いずれにせよ、
またしてもモンゴル出身力士が横綱になったと、
そういうこと。

2012年9月23日日曜日

軽量

昨日の朝イチにauから電話があった。

いや正確には、
あったらしい。

昼頃起きたら母が、
「えーゆーから電話あったで」
と教えてくれた。

急いでauショップに電話してみると、
iPhone5入荷しましたとのこと。

でも、
今日は仕事あるし、
待ち時間や手続きの時間とか考えると、
今から受け取りは無理。

朝イチに母が叩き起こしてくれてればなぁ。

一瞬思ったけど、
それはさすがに母に酷だ。

ここはぐっと我慢して、
次の休みの月曜日に行こう。

って、
すっかりその気になってる?

というのは、
今日出勤途中の梅田で、
実機に触ってみたからだ。

大きさとか質感とかは通りだったけど、
意外だったのは、

とにかく軽い。

最初は、
見せかけだけのモックアップかと思ったほど。

先代のiPhone4Sより2割軽いと、
データでは知っていたけど、
実際持ってみて、
2割がどれほど大きいか思い知った。

イメージしにくい人は、
自分の体重が2割減ったらと考えてみたらいい。

この軽量化は圧倒的だ。

軽すぎて高級感が薄れた気がしないでもないけど、
それこそ贅沢な悩みというものだ。

この時点で9割方気持ちは固まったといっていい。

ゆえにぼくはこのiPhoneにケースなどを付ける気はない。

黒だし、
すぐに傷がついたり塗装がはげたりするだろうけど、
それは覚悟の上だ。

わざわざ軽くなった製品にケースを付けて重くする愚は、
初代まいぱっどで経験済み。

保護フィルムなんていうのも、
きれいな液晶をスポイルする以外の何物でもない。

携帯なんて高級品でもなんでもない。

使い倒してナンボのもんだと思う。

今回学んだのは、
携帯電話はもはや、
2年に一回、
あっちこっち乗り換えて、
電話機本体は実質タダを繰り返すのが、
一番お得だということ。

メアドが変わるのが嫌だとか、
docomoというブランドにしばられていた、
自分は相当に旧タイプの人間だわ。

16年の間に何台か端末を変えて、
その度に何万円も払っていたのは、
かなり馬鹿らしかったかもしれない。

とかいって、
どうせ来年になったらまた、
iPhone5Sだかなんだかしらないけど、
新しい携帯に飛びつくかもしらんけど。

その前に、
iPadの新型がもうじき発表されるはずで、
それがまた危険だ。

相当計量化が進んでいると思われる。

軽けりゃいいのかってことなんだけど。

●出勤途中にはauとSoftBankの両方のショップがあるのだが、SoftBankでは店員が「予約できます」のフリップを持って立っていて、なのに店内は閑散。auの方は客でにぎわっていて、店員大わらわ。今のところの勝負は明白だと思った。


2012年9月22日土曜日

残念

あっはっはっはっはっは〜

朝10時に目覚ましセットして、
速攻auショップに電話したら、

「今日は無理です。後日ご連絡いたします」

だって!

予約開始14日の午後5時ぐらいに行ったんだぞ。

なんで?

「まさか一台も入荷してないんじゃないでしょうね」

「そ、そういうわけではありません」

これ以上突っ込むのはやめた。

どうせ今日は仕事になっちまったし。

想像以上に予約が多かったんで、
場末のauショップにはほとんど回ってこなかったと推察される。

それにしてもちょっと想定外。

でも、
こうして初日ゲットに失敗すると、
不思議なほどにどーでもよくなってきた。

優勝しなけりゃ2位も最下位も一緒っていうのと似てる?

いっそ今回の予約はキャンセルして、
やっぱり白にしようかな。

そのかわりといってはなんだけど、
iPod touchのosを新しくした。

地図がしょぼくなったって評判だけど、
すくなくとも僕の活動範囲では、
さほど問題ないように思う。

それはともかく。

さっきも書いたように、
今日は仕事になったので出勤すると、
待ちかねていたように何人かが寄ってきて、
「買いました?」って聞かれた。

本当に注目度高いね。

かくかくしかじか説明すると、
みんな潮が引くように去っていったけど。

そんなもんだよね。

人柱にさえなれなかった、、、

そういう意味ではがっくし、、、

●巨人3年ぶり優勝。あっさり決まったな。しかも勝って。理想的。助かりました。


2012年9月21日金曜日

日和


















一日遅れになっちゃったけど、
昨日の夕刊を見てもう脱力した。

この見出しの注目点は、
「批判配慮」という部分。

原発ゼロを批判しているのは、
経済界とアメリカ。

この国の政府は、
国民の望みよりも、
そっちが大事なんだと。

そーですか。

知ってましたけど、
こうも簡単に寝返るなんて、
神経を疑うレベルなんだけど。

先日どじょうがテレビに出ていて、
「近いうち解散」について、

「そう言ったのは事実だし、発言は重い」

みたいなこと言ってた。

その言葉がすでに軽い。

詐欺師が「人を騙すのはいかん」と、
まじめ顔で言っているようなものだ。

一時期、
政治家の答弁で「記憶にございません」っていうのが流行った。

あれにはたいがいムカついたけど、
どじょうはもっと狡猾だ。

近いうち解散とは言ったけど、
その前提条件が変わった、
みたいなもっともらしいゴタクを並べて、
自分の節操のなさを正当化しようとする。

節操がないといえば、
SoftBankもiPhone5でデザリングができるようになるらしい。

デザリングの有無が、
想像以上に影響が大きいとわかるや否や、
孫正義の鶴の一声で大転換である。

でもまぁ、
孫正義などかわいらしいものである。

iPhoneがどうなろうと、
国民の命には関係ない。

何でも日和見に「やりましょう」って言ってたって、
それはそれでいいのである。

節操のない首相はそうはいかない。

一億人の国民の生命と財産を預かっているのである。

言うまでもないけれど。

あっちにもこっちにもいい顔しようとして、
ペラペラ嘘八百並べられては、
たまったものではない。

今のどじょうは、
選挙での負けを減らすために、
票につながりそうなことなら、
なんでもかんでも「やりましょう」って、
安請け合いしてるだけなのである。

●iPhone5の入荷についてauから何の連絡もない。どうなってんの?別に今日じゃなくてもいいけれど、こっちにも都合っちゅうもんがある。auも混乱しているようだ●このブログの今週の統計を見ると、何と中国からが一位。日本国内よりも多い。尖閣だな。サイバー監視されているのだろう。









2012年9月20日木曜日

判定

仕事を終えてエレベーターに乗ろうとしたら、
別の部署なんだけど長年知っている女性社員から、

「前から言おうと思ってたんですけど」

と話しかけられた。

一体何事かと思いきや。

「エアロスミスのギターの人に似てますね」

だって(笑)

彼女とはすれ違っても会釈するぐらいの、
ほんとそんな「顔見知り」程度なのだが、
初めて話しかけられて、
いきなりそうくるか。

で、
ぼく知りません。

知らない人に似ていると言われても、
どうリアクションしていいかわからず、
でもまぁけなしているわけではないはずで、
とりあえず「ありがとうございます」と答えた。

で、
エアロスミスのギターって、
何人か変わっているんだけど、
彼女は最近ライブに行ってそう思ったって言ってたから、
たぶんこの人?















ジョー・ペリー、
御年62歳。

格好良すぎ〜

自分では似ているかどうかわからないけど、
こんな感じの還暦じいさんになれたらいいな。

みなさまの判定はいかがでしょう?

話しは前後するけど、
今日は仕事で久々勝負球を投げた。

ストライクかボールかギリギリを狙ってえいっ

関係各所や直属の上司、
その上の上司まではストライクの判定。

でも、
その時フロアにいた一番偉い上司は、
「ボール」とひと声。

こういう時、
抗議は無駄だ。

天を仰いだけれど、
納得してど真ん中のストライクに変えた。

相性っていうのもあるんだろうけど、
上司の器量を試すのは、
部下にとって密やかな楽しみに思えてきた。

あの上司がいる時を狙って、
絶対リベンジしてやろうと俄然燃えたね。


2012年9月19日水曜日

人柱

会社のITに詳しい後輩に、
iPhone5は正直「買い」なのか、
質問してみた。

焦点はauのデザリング機能がどの程度「使える」のか。

上限が月に7ギガだと言われても、
正直ピンとこない。

普通2時間ぐらいの映画で1ギガだから、
映画7本分か。

なら余裕なような気もする。

問題はデザリングの速度なのだけれど、
こればっかりは実際に試してみないとわからない、
というのが後輩の見解だった。

「とりあえず10月ぐらいまで待って評判を確認してからにしたらどうですか」

極めて現実的なアドバイスだ。

しかし折角初日に予約して、
21日も休みなんだぞ。

たまたまだけど。

キャンセルも含めて、
結構マジに悩んでおるのだ。

すると後輩、

「21日まで嬉しい悩みが続きますねぇ」

軽くいなされちゃった。

でも、
「嬉しい悩み」と言われハッとした。

「新しいモノ好き」なんて言ってるけれど、
これって独身ならではのセリフだよね。

ぼくぐらいの年齢だと普通は、
子どもの進学やら何やらで、
小遣いは雀の涙のはず。

「とりあえず買ってみて」なんてアバウトなセリフ、
言われた後輩はムカってきてたかもしれない。

その後輩、
最後にこう言った。

「まぁそう言っても結局買うんでしょ」

「人柱になってくださいよ」

!!!!!

そうそう人柱。

何事も、
やれる奴はやるべきなのだ。

誰かがやらねば、
誰も判断できない。

たとえ「反面教師」であろうとも(泣)

ぼくの馬鹿な生き様を見て、
みなさんが賢く生きてくれれば、
馬鹿は馬鹿なりに本望です(笑)


2012年9月18日火曜日

反日

「反日」がすさまじい。

尖閣諸島を日本が買ったことに対する、
中国人の反応は、
テレビで見る限り結構すごい。

しかし、
デモの数が1万人とか報道で言っているけれど、
そうだとしたら、
脱原発の日本国内でのデモの人数の方が多いような、、、

にしても、
日本が買ったっていったって、
日本人からなんだし、
ちょっと解せない部分もあるんだけど。

とにかく、
日本人が尖閣は日本の領土だと信じて疑わないのと同じように、
中国の領土だと信じて疑わない人がいるわけで、
そこんところはちゃんと理解しないといけない。

中国にしても韓国にしても、
せっかく互いが友好ムードになってきたのに、
こんなことになっちゃって残念なことだ。

それよりも、
なんでこの時期に日本があえて中国をあおるようなマネをしたのか、
その方が気になる。

穿った見方をすれば、
「反日」が強まるほど、
日本が一体化するというか、
嫌でもナショナリズムがかき立てられるわけで、
それは為政者からすれば実に好都合なわけだ。

国内問題から目をそらすことができるのだから。

それじゃ北朝鮮とやり口が同じなんだけど、
どじょうや原子力ムラの面々なら考えつきそうなことだ。

本当に最近は、
北朝鮮と日本と、
情報統制という意味において、
どれほどの差があるのか疑問に思う。

日本って報道は基本自由ではあるけれど、
どこもかしこも同じような報道しかせずに、
とっても大事なことをスルーするならば、
ある意味情報統制しているのと大差ない。

申し訳ないけど、
尖閣問題より原発問題の方が重要である。

中国のことに目を奪われては、
どじょうの思うつぼである。

2012年9月17日月曜日

先駆

先頃定年退職された大先輩に久々にお会いしたら、
真っ黒に日焼けして随分精悍な顔つきになっている。

何回かに分けて四国お遍路に挑戦しているとのこと。

精悍に見えたのは、
日焼けしているからだけではなく、
サラリーマン生活におさらばして、
全く新しい人生に挑戦中だったからなのだ。

65歳以上の人口が3000万人を突破したと、
ニュースでやっていた。

団塊(だんかい)の世代が、
今まさにそういう年齢にさしかかっているんだね。

いわゆる「第二の人生」をどう過ごすのか。

退職した途端に腑抜けのようになる人もいるって聞くけど、
この先輩のように、
サラリーマン時代以上い生き生きとしている姿は、
ひとつの理想かもしれない。

ぼくがジャズという分野に取り組んでいるのも、
堅苦しく言えば生涯学習としてである。

会社を辞めても何か続けて打ち込めるものを、
今のうちから始めておこうと考えたのが、
もう10年ほど前になるかな。

それから全くの手探りでここまで続けてきて、
やっぱりまだまだ山の麓にもたどり着けていないけど、
だからこそ生涯学習なのだと思う。

そういえば、
久々登場のペンギンさんは、
即興演劇に取り組んでいる。

「プレイバックシアター」という言葉を初めて聞いたのも、
彼女の口からであった。

ウィキってみる。

観客や参加者が自分の体験したできごとを語り、それをその場ですぐに即興劇として演じる(プレイバックする)独創的な即興演劇。芸術的な側面を持つ一方で、その場で演じるもの(アクター)、語るもの(テラー)、観るもの(観客)が、共感や知恵、勇気や癒しをもたらされることになる。そのため、劇場の舞台はもちろん、ワークショップや教育の場、臨床や治療現場など広く活用されている。

YouTubeでもいくつか見れるけれど、
こりゃ演劇として相当ハードルが高い。

打ち合わせなしで複数の人間が一つの表現行動をとるということ自体、
考えられない難しさだが、
それを観る方も相当な鑑賞力が必要だと思った。

実は「ペンギンさんとその仲間たち」の舞台をぼくは観たことがあるのだが、
難しいなぁというのがその時の正直な感想だ。

ある体験談を分解して再構成して一度に見せる、
つまり、
ピカソのキュビズ絵画のようなものだ。

絵画なら何時間でも見続けることが可能で、
まぁそれでも「わからん」ってなるわけだけど、
演劇は時間芸術だから、
数分で終わってしまう。

たとえばリンゴの実物をまず見せられて、
それからスライスや、
種や皮や、
顕微鏡写真や、
そういう物を見るような感じ。

乱暴な言い方だけど。

そのことがリンゴをより深く理解することになるのか、
あるいは、
それがリンゴの本質なのか、
そのあたりがよくわからないのである。

そういうものは理解するのではなく、
感じるものなのかもしれないけれど、
もしそうだとしても、
観る側も相当に訓練されていなければ、
感じる事さえ難しい。

「プレイバックシアター」は、
まだまだ日本ではなじみが薄いようだ。

難解なこの取り組みを、
今後ペンギンさんがどのように深め、
かつわかりやすく発展させるのか。

大先輩もペンギンさんも、
バリバリ頑張って、
ぼくに刺激を与え続けて下さいよ。




2012年9月16日日曜日

大嘘


















読売新聞9月15日の朝夕刊である。

右が朝刊、
左が夕刊。

朝刊では2030年代に原発ゼロにすると言っいた政府が、
夕刊では建設が中断している2原発の工事再開を認める。

頭が痛い。

本当マジで。

この二つの記事が完全に矛盾することは、
いまや小学生でもわかるだろう。

これほどの朝令暮改ぶりを、
平気な顔でする政府=民主党って、
国民を馬鹿にしきっている。

こんなことしても、
国民は黙っていると思っている。

いや、
そんな傲慢というより、
朝は脱原発派にお愛想して、
夕方には原発推進派にすり寄る。

二股をかける薄汚い連中だ。

しかし注意してみれば、
実は推進派にだけすり寄っていることは明らかだ。

なぜなら工事再開はまもなく実施されるだろうが、
脱原発は20年以上先の空手形だからだ。

第一そのころ民主党があるかどうかも怪しい。

たとえばぼくがあなたに、
100年後までには100万円あげます、
と約束しても、
あなたは信じるわけがない。

全く一緒のことだ。

民主党は、
「原発の新設はしませんが、工事中のものまでやめるとは言ってない」
と開き直るだろう。

詐欺師以下。

これまでもそうであったが、
あいつらの言う事は何一つ、
一言半句信じないということを、
あらためて肝に銘じた次第。

本当にどじょう率いる民主党、
寒気がしてくるわ〜

2012年9月15日土曜日

潮時

iPhone5を予約した。

昨日の今日。

ほとんど朝令暮改だけれど、
いろいろな「ぼく内事情」が重なった結果だ。

一つ目は、
予約開始が今日で、
ぼくはたまたま休みだった。

しかも16時から受付開始と、
ぼく的ジャストタイミングだった。

でも、
ここまでなら今日予約することはなかったと思う。

決定的だったのは、
auのiPhoneはデザリングが出来ると判明したことだ。

デザリングが出来るのであれば、
イーモバイルのWiFiルーターはいらなくなる。

通信代の総額はたいして変わらないと思うけれど、
持ち運ぶ機器が一つ減るメリットは大きい。

iPodも兼用できるので二つ減らすことも可能で、
一石二鳥というか三鳥というか。

iPhoneのデザリング機能がどの程度なのか、
そこは不安が残るけれど。

このように、
ドミノ倒しのごとく思考が展開して、
あっさり結論が出た。

16年間お世話してやったdocomoと分かれるのは、
正直寂しい。

長年乗ったスカイラインを手放した時みたいだ。

でも潮時というのはある。

ここまで待ってもiPhoneを扱わないdocomoが悪いのだと、
諦めることにした。

商品受け取りは21日。

この日も休みなんだよねぇ。

それも、
なんだか潮時なんだと、
勝手に思い込む原因だった。

新しい物好きなぼくの面目躍如な一日だった。

●ちなみにSoftBankのiPhoneはデザリング不可だ。たぶんiPadも扱っているためだと思われる。




2012年9月14日金曜日

仕様

iPhone5が発表された。

同時にiPodも一新された。

ぼくが愛用しているナノも、
大きく変更されてしまった。

慌ててヨドバシに寄ったら、
もう一台も残っていなかった。

だろうな。

あれは傑作だったと思う。

モデルチェンジは仕方ないし、
より高機能化していくのは当然だ。

iPhone5も、
工業製品としての完成度は、
比類なきものだろうと思う。

でも、
Appleにあった絶対的美学、
つまりジョブズの美学は、
少しずつ失われてきているのではないか。

iPod nanoの件は個人的な好みだけれど、
iPod touchには、
なんとストラップがついたのだ。

ジョブズだったら絶対に許さなかったのではなかろうか?

iPhone5については、
事前の情報リークが多すぎて、
昨夜の発表では何にも目新しいことがなく、
それだけで「ガッカリ」の声も聞かれた。

プレゼンまでガッチリ情報をガードすることもできず、
ストラップまで許して、
Apple城も底辺から少しずつ崩壊を始めていると感じる。

情報関連機器はまさに戦国時代。

ジョブズの死とともにApple帝国も安泰ではなくなり、
5年後の勢力図など、
想像だにできない。

それは寂しいけれど、
ジョブズの偉大さの裏返しともいえるわけだ。


2012年9月13日木曜日

結党


政府は12日、中長期的なエネルギー政策の方向性を示す「革新的エネルギー・環境戦略」の中で、2030年代に原発ゼロを目指す一方、原発の使用済み核燃料の再処理事業は継続する方針を明記する方向で最終調整に入った。関係閣僚で構成する「エネルギー・環境会議」を14日にも開き、戦略を策定する。

 民主党は「30年代に原発ゼロを可能とするようあらゆる政策資源を投入する」との提言をまとめており、政府の戦略もこれを踏まえる。

 戦略は、原発について(1)運転期間を40年とする制限を厳格適用する(2)原子力規制委員会の安全確認を得たもののみ再稼働する(3)新増設はしない―を原則とする方向だ。 

時事通信からの引用から始めてしまったが、
ここまでなりふり構わないと、
笑っちゃう。

この戦略が本当に実現するならば、
まだ少しは検討に値するけれど、
この戦略の狙いが次の衆院選対策であることは、
小学生でもわかる。

まず第一に押さえておかねばならないのは、
今現在すでに、
日本に原発は一つたりとも必要ではないということだ。

かろうじて動いている大飯原発3、4号機を、
明日止めたって、
日本には何の問題も起きない。

問題が起きると言っているのは、
原発利権に関わる人だけだ。

よって、
今から最長27年もかけて脱原発を目指すなどという、
この戦略は根本から間抜けである。

第二にこの戦略のいい加減さは、
脱原発を目指すとしながら同時に、
使用済み核燃料の再処理事業は継続するとしている点だ。

字義通りに解釈すれば、
ブレーキとアクセルを同時に踏んでいるとしか思えない、
この矛盾した戦略は、
ブレーキ、
つまり脱原発に取り組む気がないことを如実に示している。

要するに、
政府の戦略は、
何とか時間を稼いでほとぼりが冷めるのを待ち、
再稼働から増設はたまた新設へと、
軌道修正させようとしているにすぎない。

大体、
「原則」なんて言葉は、
いつ反故にされても全然おかしくない、
完全なる空手形だ。

とにかく、
新設ならびに増設はしないという、
法律を作ってしまうことだ。

立法ですから、
代議士のみなさんの出番です。

政府の言う事を信じるとすれば、
まずそれからだな。

一方で「日本維新の会」ついに結党宣言しやがった。

持論なんだけど、
国会議員になるためには、
年齢だけじゃなく、
地方議員を何年かつとめるといった、
実務経験を課すべきだ。

考えてみて欲しい。

新入社員にいきなり重要業務を任せる、
無謀な会社ってあります?

弁護士や裁判官だって、
司法試験をパスしてから司法修習を経て、
初めてなれるのであって、
それだって最初は駆け出しで右も左もわからぬはずだ。

二十代後半のわけもわからん奴らが、
いきなり国会に行ったって、
何にもできないどころか、
それ以上に害毒だ。

維新出身の勘違い代議士が、
国会をゾロゾロはい回る姿を、
想像しただけでおぞましい。

2012年9月12日水曜日

傲慢

先日「あなたへ」を観たあと、
エスカレーターで一階降りて、
ブックファーストに寄った。

佐藤優の「読書の技法」(東洋経済新聞社)が欲しかったからだ。

話しはズレるけど、
ぼくの知り合いに佐藤優好きな人がいて、
ぼくの顔を見るたびに、
「佐藤優はええなぁ」って話しかけられるのだけど、
それとは関係なく、
新聞の書評欄で絶賛していたからだ。

で、
それはそれとして、
その時一緒に買ったのがコレ。













小林よしのりの「脱原発論」(小学館)。

ゴーマニズム宣言、
いわゆる「ゴー宣」ファンではないけれど、
何となく気になって買って、
一階の喫茶店で読み始めたら、
これが抜群。

福島原発がいまだ危機的状況であること。

であるにもかかわらず、
原子力ムラおよびどじょうらによって、
強引に事実が隠蔽されねじ曲げられ、
再稼働どころか新設までもっていこうとしている、
この国の異常事態が詳しく描かれている。

一応漫画だから「描かれる」ね。

三分の一ぐらいを読んだ今の段階では、
まさしく「我が意を得たり」。

このブログを読んでくれている人は、
立ち読みでいいから一度手に取ってみて欲しい。

さて、
脱原発という観点から、
次の選挙ではどうしたらいいのか考えてしまう。

民主も自民も脱原発という点で期待不能なのは、
言うまでもない。

さりとて維新は危なすぎる。

すると、
共産や社民!

いやもう、
消去法でいけば、
そういう選択肢しかない気がしてきている昨今。

2012年9月11日火曜日

散骨

アームルストロング船長は水葬が希望だったらしい。

確かビンラディンも水葬だったよな。

理由は全く違うけれど、
水葬を選んだのは墓が記念碑的に扱われるのを避けるためだろう。

日本で水葬を望む人はどれぐらいいるのだろうか?

散骨して欲しいっていうのは、
亡き親父もよく言ってたけれど、、、



高倉健主演の「あなたへ」(降旗康男監督)を観てきた。

ずばり、
先日のプロフェッショナルを見たのがきっかけ。

健さん81歳だってことに驚き、
こんなテレビ出演までしてプロモーションしているんだから、
映画館で観ないと失礼でしょ、
というのが動機だ。

平日の夕方ということもあってか、
劇場はガラガラ。

公開後しばらくたってるしなぁって、
あんまり考えずに観たんだけど、
見終わってガラガラにはわけがあると得心した。

つまんないわけじゃない。

難解っていうのとも違う。

しいていえば説明不足。

妻に先立たれた男が、
妻の遺言に従って、
妻の故郷へ散骨に行く。

物語の骨格はそういうことなんだけど、
刑務所の教官をやってる健さん演じる主人公と、
田中裕子演じる亡き妻とのなれそめが、
そもそもわかりにくい。

故郷にたどり着くまでのエピソードは、
まぁいいとして、
散骨を済ませたあと、
なぜ主人公が刑務所を退職する決意をするのか、
そこんとこがよくわからない。

だいたい、
事前の情報がなければ、
あの封筒の中身が退職願だと気づいたかどうか?

というか、
妻の散骨という筋と、
退職を決意するという筋が、
どうリンクしているのかがよくわからなかった。

あと、
予告編なんかで使われていた、
主人公が写真館に飾られた妻の幼い頃の写真を見て、
「ありがとう」ってつぶやく場面。

映画で観た人はわかると思うけど、
あの場面はやけに唐突で、
なんで写真館をたずねるのかが、
まったく不明。

多くを語らず、
一を聞いて十を知るべきかもしれないけれど、、、

大前提として、
高倉健と田中裕子が夫婦という設定が、
映画に入り込めない第一の原因だったように思う。

主人公の年齢がいくつなのかわからないけれど、
81歳の健さんが演じるのはいくらなんでも、
無理がありすぎな気がした。

もちろん、
81歳とは思えぬ外見なのは言うまでもないけれど、
でもやっぱり歩き方とか、
どうしても隠せぬももがある。

吉永小百合もそうだけど、
「高倉健」のような、
存在と役柄をかぶらせるタイプの役者としては、
やはり実年齢マイナス10歳までが限度ではなかろうか?

もし次作があるなら実年齢に相応しい、
その年齢でないと出来ないような、
イーストウッド監督みたいな役をやっていただきたいな。

●綾瀬はるかはよかった(笑)

2012年9月10日月曜日

停滞

この半月ほど、
変な咳に悩まされている。

ゴホゴホというほどひどいものじゃないんだけど、
特に夜になると、
アレルギーの発作みたいに、
くしゃみと咳をミックスしたみたいな感じで、
続け様に出る。

これは風邪なのだろうかと、
早い段階で会社の保健室で薬をもらって飲んだのだけど、
なかなか改善されず、
市販の咳止めなんかも、
その時はいいんだけれど、
効き目がなくなると、
また元の木阿弥。

特に仕事で緊張した時にひどくなるような、、、

交感神経と副交感神経がなんか関係しているのだろうか?

そういえば、
休日だった今日はほとんど出てないな。

それ以外は熱もないし、
食欲もあるし、
いわゆる風邪じゃないと思うんだけど、
困るのが歌。

とてもセッションに言って歌える状態ではない。

どうも最近、
思うように物事が進まない。

別に今に限った事じゃないけど。

友人のコンサートに行く約束は、
仕事で果たせず、
それとは別に友人らとの集まりを企画したものの、
なんとなく連携が噛み合ず、
結局お流れにしてしまった。

そんな停滞感を振り払うべく、
今日は髪を切ってみた。

お決まりのスタイリスト君が、
「肌の調子がいいですね」と言ってくれた。

そうなのである。

最近アトピーの調子はいい。

あちらが立てばこちらが立たず、
といったところなのであるが、
どちらも立たないよりははるかによい。

前に重量挙げの三宅宏美がスマスマで、
ベストな体調は年に一週間しかない、
みたいな話しをしていて興味深かったけど、
案外普通の暮らしをしているぼくらだって、
公私ともに何をやっても上手く行くみたいな、
ベストな時期って一週間もあるかないか、
かもしれないな。

つまり人生の50分の49ぐらいは、
コンディションはベストではないわけで、
だから不完全なその状態を「平常」と考えて、
どう折り合いを付けていくのかが、
生きやすくなるコツかもしれない。

●最近huluでハマったのが「アタックNo.1」。妙に考えさせられる。またいずれ〜

2012年9月9日日曜日

坊主

どじょうが12月にロシアを訪問すると、
プーチン大統領に約束したと各種報道。

あんた12月まで総理大臣やっとるつもりか!

ぼくが突っ込んだのは言わずもがな。

でも、
こういうことは政治の世界ではよくある事。

どじょうに限ったことではない。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。

ところで、
坊主ってそんなに憎まれる商売なのかしらん?

坊主めくりでも、
坊主引いたらアウトだし。

そういえば、
坊主が屏風になんとやらって早口言葉あったよな。

調べてみた。

坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いた

でもこれ、
早口言葉としてはあんまり優秀じゃないな。

言えるぞ。

それよりぼくが考えた早口言葉の方が、
絶対に難しい。

男お琴

かまずに10回言えたら褒めてあげるよ。

脱線したけれど、
何しろ坊主絡みの言葉は多い。

ぼくに一番縁があるのは、
もちろん「三日坊主」ですけど〜(笑)

2012年9月8日土曜日

厚顔

会社に行くとテレビで、
どじょうが演説してた。

出社早々嫌なものを見てしまったと思いつつ、
久々にどじょう節に耳を傾けた。

まさに空虚な名人芸。

この人、
総理大臣「役」ならいいかもしれない。

総理のフリをするのは上手いだろう。

記者の質問になって、
マニフェストにない消費増税をしたんだから、
今こそ解散して信を問うべきではないか、
と再三突っ込まれても、
「やるべきことをやってから」と居直る。

あれれ、
ついこのあいだは「近いうちに」って言ってなかったっけ?

やるべきこと

近いうちに

何か言っているようで、
実は何も言っていない言い回しが、
本当にお上手だ。

言質をとられたくないこういう言い回しは、
どじょうに限らず政治家ならだれでも得意だけど、
普通の政治家ならそこに、
「私今ごまかしてます」っていうのが、
自然と態度に表れるもんだ。

人間として恥ずかしいって感じが。

ところが、
どじょうにはそういう「恥じ」みたいなものが、
一切感じられない。

本人が恥ずかしいと思っていないからだろうか?

原子力ムラや財務官僚に洗脳されて、
自分の言っていることがまともだと思っているのだろうか?

いや違うな。

あの態度は「嘘はでっかい方がバレない」とか、
「一人殺せば殺人だけど千人殺せば英雄だ」みたいな、
変な知恵を感じる。

同じ事は細野剛志原発大臣にも言える。

プリズン・ブレイクで最後の方に、
聖書を持って寄付を募る男が出てくる。

ここまで見てきた視聴者なら、
男がいくら「私はスパイなんかじゃない」って言っても、
信用しないのだけれど、
この聖書男は本当に心の奥底からそう言っているように見えた。

でも、
やっぱりスパイだったんだよね。

絶対に信じてはいけない。

改めて決意した演説だった。

●細野は民主代表選には出ないことになった。それは結構だけれど、イコールどじょう再選ってのは最悪。

2012年9月7日金曜日

笑止

カバンを整理していたら、
新聞の切り抜きというか、
ちぎった紙片が出てきた。

そうそう、
前に感動していつかここで披露しようと思っていたのだ。

朝日新聞のオピニオン欄8月23日付だ。

コラムニストの小田嶋隆氏のどじょう観。

一部抜粋するね。

「野田さんの演説って、間の取り方、声の張り方、抑揚を効かせた弁舌が実に見事なんです。生で聞いたら、私もグラッときたかもしれない。でも、まさに大衆演劇とういか田舎芝居のセリフ回しとおんなじなんですね。『赤城の山も今宵限り』みたいなセリフも、実に立派なこと言ってるように聞かせてしまう。心なんかこもってないのに、こもっているように聞かせる空虚な名人芸。駅頭で通勤客を相手に長いこと自己陶酔を続けてきた人ならではの、変に練れた芸の力なんでしょうね。あぁこの人はダメだ。受け入れがたい人だと思いました」

一言一句パーフェクトに賛成である。

特に「空虚な名人芸」、
最高の表現だと思う。

なんて、
どじょうのことばっかり言ってたら、
細野剛志原発大臣が民主代表選に出そうだとか。

笑止千万、
どじょう以上にぼくはこの男を好かない。

この男、
一生懸命物事に取り組んでいるフリは非常に上手い。

相手の話しに熱心に耳を傾け、
共感しているようなフリをする。

自分の考えを述べる時でも、
非常に低姿勢で、
長幼の序をわきまえているフリをする。

でもこの男も、
根っこはどじょうと全く同じ。

相手の言うことなど右から左にスルーで、
結局なんだかんだ自分の言いたい事だけ押し付ける。

もちろん正確には、
自分の言いたい事ではなく、
原子力ムラの言いたい事を代弁しているだけだけれど。

どじょうのようなアクがない分、
つまり先の小田嶋氏の言葉を借りれば、
大衆演劇的なクサさがないだけに、
空虚さに気づきにくい。

でも本質は、
ちょっと都会風などじょうである。

そこが本物のどじょう以上に好かない理由だ。

2012年9月6日木曜日

球場














行って参りました甲子園。

今季初のプロ野球観戦である。

ちゃんとナイターであることを確認し、
夕方から出陣。

三塁側内野席についたのは五時過ぎだった。

途中のコンビニで買った、
コーラとポテチとポップコーン。

思いっきりジャンクな食い物を、
だれにも遠慮せず、
ムシャムシャやりながら、
プレイボールを待つ。

巨人はここんとこ阪神には滅法強く、
今日勝てば10連勝。

先発が新人の江柄子というのが気になったが、
まぁ勝ってくれるでしょ。

ところが、
六時に試合が始まったが、
試合は完全に阪神ペース。

中盤で6対0と一方的な展開になり、
7回のジェット風船飛ばしを見届けて、
早々に球場をあとにした。

今季、
序盤を除けば圧倒的に強い巨人の、
恐らく今季最悪の一方的な負けに少しがっかり。

でも勝ち負けは本当はどうでもよくて、
ぼくの本当の狙いは、
わざわざ球場まで足を運ぶ熱心なファンの息吹を、
肌で感じることだった。














これは席についた直後。

まだパラパラだけど、
ジェット風船が飛ぶころには、
一塁側は結構満員になってた。














ジェット風船乱舞ね。

人気下降気味のプロ野球ではあるけれど、
毎試合、
何万人ものファンが集まる興行というのは、
日本でほかにないだろう。

テレビ観戦ばかりでなく、
たまにはこうして現場に赴くのも、
とっても貴重な経験である。

2012年9月5日水曜日

雑誌

「ファッションが教えてくれること」という映画を借りてみた。

VOGUEのアメリカ版の名物編集長アナ・ウィンターのドキュメント。

「プラダを着た悪魔」でメリルストリープが演じた、
「ランウェイ」編集長のモデルだそうだ。

2007年の9月号特大号の編集過程を地道に追っている。

部下の苦労など意に介さず、
自分の感性(我がまま?)でバッタバッタと企画を葬り去る、
そんな冷酷無比な鬼編集長ぶりを期待していたけれど、
そういう意味では肩すかしだった。

むしろ、
彼女と同期で入社し、
今は彼女の下で編集者として働くグレイスの働きぶりに、
より多くの時間をさいている。

編集長と編集者というのは、
全く違う職業だと思う。

編集者は自分が作りたい紙面を全力で作る。

編集長はそれらの仕事をパッケージングして、
「売れる」雑誌に仕上げる。

編集者は自分の企画を少しでも多く採用されたい。

もちろん自分の仕事に自信もある。
グレイスの作り出す紙面は芸術だ。

一方編集長は最終的に「売れるか否か」を基に、
企画の採否を判断する。

二人の指向性は異なっているから、
衝突するのは当たり前だ。

何よりもファッションは生ものだ。

締め切り間際までバタバタするのは、
日一日と流行が動くファッションの、
最新の姿を最上の形で捉えたいという、
至極最もな感覚からくるのだろう。

編集者が用意した最上の食材を、
最後の最後まで手間を惜しまず、
最高の料理に仕上げる。

で、
ここからが肝心なのだけれど、
編集作業が終わった瞬間、
彼女らにとって9月号はもはや「過去」ということだ。

出来上がった雑誌を胸に、
感慨に浸っている暇はない。

さっと忘れて、
次の仕事に取りかかる。

その潔さがカッコいいと思う。

●業務連絡。元町には木曜日に参上いたします。


2012年9月4日火曜日

演説

中学一年の時、

ぼくは生徒会の保健委員長に立候補して、

当選した。

 

一応選挙期間というのがあって、

登下校時に門の前でタスキをかけて演説したり、

昼休みには各クラスを回って、

そこでも演説をした。

 

選挙活動の締めは立会演説会だ。

体育館に集まった全校生徒を前に壇上から、

三分間抱負を語る。

 

原稿用紙三枚にまとめた演説内容は、

すべて自分で考えた。

 

すっかり忘れたけれど、

唯一覚えている個所がある。

 

「この学校を一歩も二歩も、三歩も四歩も五歩も六歩も七歩も八歩も九歩も十歩も前進させます」

 

なぜここだけ覚えているかというと、

単純に受けたのである。

「三歩も」のあとぐらいから、

オオぉって感じに会場がどよめいたのだ。

 

どじょうの「心から、心から、心から」演説を聞いて、

それを思い出した。

 

ソクラテスは雄弁を嫌ったそうだ。


 

議会で大勢を前に演説し納得させる。

 

そういう技術は馬鹿らしいと。

 

彼が大切にしたには対話だ。

 

真理を心から希求する者同士の、

忌憚なき対話。

 

早稲田雄弁会出身のどじょうは、

脱原発派と会ったけど、

決してアレは対話ではない。

 

ただ言い分を聞いたに過ぎない。

 

そうではないフリをしようとしているけど、

選挙までの化けの皮だ。

 

雄弁家にとって、

真理や他人の意見など、

どうでもいいことである。

 

自分が言うことが受けるかどうかが全て。

 

そういう人に政治をやらせては絶対ダメだ。

 

ぼくがどじょうを激しく嫌うのは、

中学生の時の自分への、

恥じらいがあるからだと思う。

 

2012年9月3日月曜日

人質

「美雨の一番の幸せは父ちゃんと一緒にいることなんだよ」

愛菜ちゃんみたいな娘に、
瞳ウルウルこんなこと言われたら、
父ちゃんイチコロだよな。

って、
ビューティフルレインのお話。

美雨を人質にとられたら、
父ちゃんは人殺しでもするだろう。

そういう肉親への愛を利用して、
人を脅しまくるのがプリズン・ブレイクだった。

やっと全部見終わったけど、
まぁ何と言いますか、
ジェットコースターのようなドラマだったわ。

善悪とか辻褄とかは全く関係なく、
とにかく互いが互いを脅し脅され、
裏切り裏切られ、
ただそれだけを延々繰り返す。

そういう単純なドラマで、
最初はある人物の裏切りに「えっ」なんて驚いてたけれど、
最後の方は「ハイハイ」って感じ。

あと慣れたのが、
敵の敵は味方システム、
そして、
銃を持っている奴は絶対的に強い、
っていうのもあるな。

んな中で一つだけぼくが完全にはめられたのが、
主人公の母親の存在だ。

ネタバレになるので詳しくは書かないけれど、
ちょっとあの展開は意外だった。

肉親への情は、
このドラマでは絶対的だったはずなのに、、、

一体全体なんだったんだろう、
あの母親?








2012年9月2日日曜日

選択

huluで「プリズンブレイク」を見ていることは、
前に書いた通り。

ただ今シーズン4の後半、
もう大ラスが近いのだけど、
ここまで見てきて思うことは、
今のぼくらについても当てはまるのではないか?

そんな風に思う。

このドラマでは、
やたらと身内が人質にとられる。

主人公側も、
もちろん敵方も、
もう本当に何かあるとすぐに身内、
主に妻子を人質にとっては、
「殺されたくなければ●●しろ」って具合に脅す。

この状況が実際は打開できるのかどうかはともかく、
ドラマ内では「選択肢ゼロ」という意味で使われる。

だから強要されているのが違法行為であっても、
「仕方がない」ですまされる。

正当防衛に近い感じ。

で思うのは、
ぼくらの普通の暮らしだって、
選択の連続だってこと。

そしてその選択肢は案外少ない。

たとえば今秋にも予想される衆院選挙の場合、
自民か民主か維新か、
あるいは他党or棄権。

んなもんである。

先日、
こんなろくでもない選択肢しかないのが不幸だ、
みたいに書いたけれど、
考えてみれば、
こんな選択肢しかない状況にしてしまった有権者、
つまりぼくらの責任ともいえる。

どれもマズいけれど、
生き延びるために何か食べなきゃならないとしたら、
せめて一番マシなものを選ぶ。

どれが一番マシなのかは、
正直言えないけれど、
これだけは食うなっていうのは言える。

もちろん維新。

橋下君って、
選挙で当選したら、
4年間の白紙委任状を手に入れたようなものって、
考えているように思われる。

これって、
非常に中学生並みの考え方。

っていうか、
中学生の時のぼくは同じような事を考えていた。

政治家は公約を掲げて選挙を戦い、
当選すればひたすらその公約の実現に邁進する。

その結果が受け入れられなければ、
四年後の選挙で落としてくれればいい。

本当にそんなことを中学生の時は思っていた。

でも政治、
なかんずく国政なんてなると、
とにかくややこしい。

それは宿命だ。

それを中学生レベルの正義感というか、
政治感覚で行うのは、
本人に悪意はなくても危険きわまりない。

その一点をとっても、
維新は絶対に手を出してはならない。

自民もね、
阿倍元総理が党首選に出るらしいじゃない。

駄目だよあんな人。

総理のプレッシャーに堪えかねて政権放り投げた人でしょ。

どれだけ高尚な政治感覚を持っていても、
あの時点で政治家としては終わりだと思う。

未だに国会議員でいる事自体が不思議だ。

残るは民主だけど、
これも言わずもがな。

脱原発派と直接会うとか、
将来の原発ゼロを真剣に考え始めているとか、
一部報道で読んだけれど、
絶対に、
天地神明に誓って、
どじょうは本気でそんなこと考えていない。

何となくそんな雰囲気だけ漂わせて選挙に挑もうという、
魂胆が見え透いている。

んー、
やっぱりどれも食えない〜(泣)

蝉食べる方がまだマシ〜

●あとプリズンブレイクで多用されるのは「敵の敵は味方」理論だけど、それはまたいずれ●そうそう「ワンピースはやっと最新67巻まで追いついた●ひっさしぶりに住吉でチョコパ食った。おいしかった。


2012年9月1日土曜日

問題

高校生クイズすごかったね。

「東大合格者数31年全国一位の」開成高校が三連覇したのだけれど、
あのレベルになると「雑学に詳しい」っていうレベルじゃなくて、
「博覧強記」って感じ。

とにかく記憶力が抜群なんだと思う。

図書館で立ち読みした本の記憶を頼りに答える。

そんな場面があった。

一度読んだものをすべて覚えているなら、
そりゃサバン症候群になってしまうけれど、
彼らは自分がちょっとでも興味をひいたなら、
脳にすぐにストックされちゃうのかもしれん。

ある意味「出来が違う」。

五輪見て感動するような、
んな感じ。

それにしても最近のクイズ番組は、
問題もよく考えられているね。

鎌倉幕府最後の元号は?

登山が禁止されている山の最高峰は?

夏と冬の五輪で金メダルをとった唯一の人の名は?

百メートル走の世界記録を持っていた日本人は?

東京タワーとスカイツリー、
どちらの建設期間が長い?

問題は思い出せるけど、
答えはほとんど覚えていない(泣)

続いて探偵ナイトスクープも見たよ。

日本人と結婚して10年になる中国生まれの妻が、
子どものころは蝉をマッチで焼いて食べてて、
夏になると食べたくて仕方ないって相談は面白かった。

本当に公園に行って網で捕まえた蝉を、
その場で羽をむしってライターで焼いてムシャムシャ。

残酷なんじゃなくて、
食文化の違いですよ。

日本だって魚の活け造りあるし。

美味いマズいの問題でもない。

実際美味しいらしいし。

わかります。

理屈では。

でもぼくが蝉を食べれるかというと、
かなり自信ない。

ましてや自分で捕獲して羽をむしってなんて、、、

異文化を理解する難しさって、
こういうことなんだと思う。

中国や韓国が最近にぎやかだけど、
かの国の国民性を理解するというのは、
蝉を平気で食べるぐらい、
実はハードルの高いことなのではないか?

理屈でわかることなんて、
たかが知れている。

そんな「たかが理屈」で、
複雑な二国間問題を解決しようっていうんだから、
そりゃ手間取るわな。

羽をもがれ黒こげになって体を食べられた蝉の死体を見て、
そんなことを思った。


遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...