自転車の三人乗りが、
専用の自転車なら認められるようになったが、
どうにも変な話だ。
幼子を自転車の前後に乗せている母親は、
今でも一杯いるし、
中にはさらに背中に一人おぶっている「猛者」もいる。
その割にそういった親子の事故の話は、
寡聞にして聞かない。
3人が一度に亡くなるような悲惨な事故って、
どれほどあるのだろうか?
それに、
専用の自転車がそれほど安全なのだろうか。
仮に車がぶつかってきたら、
どんな自転車だって、
ひとたまりもあるまい。
そもそも、
バイクのヘルメットや
自動車のシートベルトや、
自転車の二人(三人)乗りなんて、
法律で規制される筋合いのものじゃない、
というのがぼくの持論だ。
これらの行為は、
そりゃ当人には危険かもしれないけど、
リスクはその当人だけが背負うわけで、
自己責任の領域だ。
「おまえは自分の安全を考えないのか」って、
親や教師にしかられるならともかく、
公権力に介入されたくはない。
少なくとも、
親子の3人乗りを解禁するなら、
大人の2人乗りなど、
「いわんやおや」だろう。
このままだと、
自転車に乗る人すべてに、
ヘルメット着用を義務化しよう、
そんな声が早晩出てくるだろう。
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