やはり奴はタダものではなかった。
石川遼。
初の全英オープン出場で、
しかもタイガーと同組。
特別に異常な状況で、
あそこまで普段通りのゴルフができるとは。
昨日「強烈な努力」という言葉を紹介したが、
石川を見ていると、
努力では培われない、
SOMETHINGが備わっているように思える。
あえて言えば、
周囲の全てを味方につけてしまう天賦の才。
2アンダー。
今日タイガーよりスコアが良かったからといって、
石川がタイガーに勝ったわけでも、
実力で並んだわけでもない。
このコースは風が吹けば様相を一変する。
怖れを知らぬからこそ出来たともいえる。
でも、
そんなこと全てを割り引いでも、
今日の彼のプレーは、
日本ゴルフ史に残る。
何といっても17歳の彼は、
攻めきったことで自分自身に勝ったのだし、
それは歴戦の勇者でも、
なかなか出来ることじゃあない。
真に快挙である。
これから彼は、
最低でも30年はプロとして戦っていくだろう。
怖れを知って、
不振にあえぐ時が来たとしても、
彼を応援し続けよう。
ISHIKAWA RYO
彼は今日、
世界にその名を轟かせた。
●「明日はもっとアグレッシブに」。ラウンドを終えた若武者の頼もしい感想だ。
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