出来レースの感がある衆院選。
マニフェストを発表する鳩山由紀夫・民主党代表の顔には、
押さえようとしてもにじみ出る笑み。
そりゃ次期総理大臣だもの。
ニヤケルわな。
その手には、
「政権交代。」と書かれたポスター。
本来文章の最後に置かれるべき「。」が、
単なる名詞の後につけられているのは、
恐らくモーニング娘。など、
最近の風潮を意識しているのだろうが、
図らずも、
国民に媚びる同党の姿勢が現れている。
子ども手当て、
高校の実質無償化、
高速道路無料化。。。
甘心を買おうという魂胆見え見えのお笑い種。
無駄をやめれば17兆円(!)もの財源が出来るという。
「無駄」という言葉が曲者だ。
ある人には無駄でも、
別の人には絶対必要な事物はいくらでもある。
その「無駄」の中には、
弱者救済や、
他国の援助や、
安全対策などが含まれていやしないか?
いざその段になれば化けの皮がはがれ、
撤回や縮小や弁明、
先延ばしや責任転嫁するのではないか?
政権交代が最終目的化しているという意味では、
案外「。」は相応しいのかもしれない。
国民が期待しているのは、
「政権交代、」なのだが。
●対する麻生総理は「65歳以上は働くしか能がない」とおっしゃる。失言と言うが、政治家の失言の大半は「本音」だ。
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