2009年7月28日火曜日

魂胆

出来レースの感がある衆院選。

マニフェストを発表する鳩山由紀夫・民主党代表の顔には、
押さえようとしてもにじみ出る笑み。

そりゃ次期総理大臣だもの。
ニヤケルわな。

その手には、
「政権交代。」と書かれたポスター。

本来文章の最後に置かれるべき「。」が、
単なる名詞の後につけられているのは、
恐らくモーニング娘。など、
最近の風潮を意識しているのだろうが、
図らずも、
国民に媚びる同党の姿勢が現れている。




子ども手当て、
高校の実質無償化、
高速道路無料化。。。

甘心を買おうという魂胆見え見えのお笑い種。

無駄をやめれば17兆円(!)もの財源が出来るという。
「無駄」という言葉が曲者だ。
ある人には無駄でも、
別の人には絶対必要な事物はいくらでもある。

その「無駄」の中には、
弱者救済や、
他国の援助や、
安全対策などが含まれていやしないか?

いざその段になれば化けの皮がはがれ、
撤回や縮小や弁明、
先延ばしや責任転嫁するのではないか?



政権交代が最終目的化しているという意味では、
案外「。」は相応しいのかもしれない。

国民が期待しているのは、
「政権交代、」なのだが。



●対する麻生総理は「65歳以上は働くしか能がない」とおっしゃる。失言と言うが、政治家の失言の大半は「本音」だ。

0 件のコメント:

コメントを投稿

遺志

30日は親父の13回忌だ。 あーそんなになるのか、 と言うのが率直な感想。 親父が亡くなる直前、 僕は酒を辞めた。 復職して最初のボーナスが出た日、 入院していた病院に行って報告した。 もう親父はかなり弱っていて、 ほとんど喋れなかった。 でも...