免疫抑制剤などに使われる、
「ラパマイシン」という薬を、
実験用マウスに与えたところ、
寿命がオスで28%、
メスだと38%伸びたという。
アメリカの研究チームの発見だ。
細胞の成長や代謝を制御する、
「TOR」という酵素の働きを抑えるためらしい。
副作用の有無などは、
まだまだこれからの研究だが、
ネズミという哺乳類で効果が確認されたことは、
人間にも応用可能であることを示す。
ざっと3割寿命が延びるとすれば、
日本人なら100歳は当たり前ということになる。
先日、
巨人の最高齢OBが始球式をして、
その前川八郎さんという97歳のおじいさんが、
「いい冥土の土産ができた」と話していた。
きっとそのぐらいの年齢になれば、
ごく自然にそう思えるのだろうなぁと想像したが、
こんな長寿薬がもし実用化されたら、
97歳は「まだまだ若い」ということになる。
そういえば先日、
昼間のNHKの番組に、
おなじみ日野原重明博士が出ていて、
その多忙ぶりに驚いた。
この人は98歳。
長寿薬が実現したら、
日本中に日野原博士みたいなお年寄りが、
一杯走り回るのだろう。
ぼくは。。。
駄目。
絶対駄目。
60歳でもきっと怪しい。
第一、
そう思わないと、
毎日頑張れない。
しかし、
日野原さんはいいことを言っている。
年齢は勝ち負けではありません。謙虚に、そして存分に味わえばよいのです
参りました。
さすが年の功。
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