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ヱヴァンゲリオン新劇場版で、
久々に碇シンジ君を見た。
最初の「新世紀エヴァンゲリオン」のテレビ放送が1995年10月。
阪神大震災の年だったんだ。
リアルタイムで見た記憶がなかったんだけど、
そりゃそうだよな。
あの年は、
アニメを見ている気分じゃなかった。
でも、
今あらためて見てみると、
あの年の雰囲気を伝えているような気もする。
何気ない日常と、
終末的な出来事が同居しているような、
独特の匂い。
その匂いの中でこそ、
あの破綻したストーリーは許容されたのかもしれない。
2010年に見る碇シンジ君が、
どうもしっくりこないのは、
あの頃日本が受けたPTSDが、
曲がりなりにも癒えつつあるということかもしれない。
シンジ君と同じ14歳だった少年少女も、
今や立派な社会の戦力。
エヴァが社会現象になれた時代の匂いは、
もはや今の日本にはもう残っていないのかもしれない。
もはやノスタルジックな領域に入っているのだろう。
新劇場版っていうやつは、
破綻して終わったストーリーを再構築して、
今に通用する作品に仕立てなおそうという試みのようだけど、
それが今を生きる少年少女の心に届くのかどうかは、
心もとない。
ちなみに「序」「破」の次は「Q」だって。
世の中何でも「Q」なんだなぁと、
ちょっと驚く。
●元町行きます。でも長いは出来そうにないです。
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