久し振りに、
スーツを着て出社した。
もちろん、
昨日しでかしたミスのお詫びをするため。
真夏の日中、
ネクタイを締めながら、
屋外の暑さを想像すると、
色んな意味で身震いがした。
ところが意外なことに、
スーツでの行動は快適だった。
確かにネクタイは少々窮屈だったけど、
普段のGパンと違い、
スラックスが軽くて風通しがいい。
お陰で会社に向かう心が、
わずかばかり軽くなった。
ただただ頭を下げた。
厳しく叱責をいただいた。
「起きたことは仕方がない」という声もあった。
ある意味心に刺さる言葉だ。
仮にぼくが為替のディーラーで、
10億円の損益を出したなら、
頑張って10億円稼げば、
とりあえずそのミスは挽回できる。
でも今回のミスは、
直接挽回することはもうできない。
そういう意味で「仕方ない」だけなのだと自戒する。
以前のぼくだったら、
激しく落ち込んでいただろう。
もちろん今回もかなり凹んでいる。
でも以前のぼくと違うのは、
どんな大怪我でも、
癒えない傷はないということを、
身を持って知っているという事だ。
それでも必ず明日は来る。
●ということでペンギン様よろしく。
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