2010年7月11日日曜日
重責
阪神ファンのとある目上の方が、
ぼくに会う度に、
「新井どう思う?」と聞いてくる。
そう言われても、
巨人ファンのぼくとしては、
新井になぞ基本的に関心がない。
とはいえ、
相手は目上の方。
要するに新井の4番としての仕事ぶりが気に入らないようなので、
とりあえず、
「人気チームの4番は、ちょっと打てないと目立ちますからねぇ」
とかなんとか、
当たり障りなく答えておく。
しかし会う度に同じことを聞かれるので、
次第に適当な返事では間に合わなくなった。
阪神の試合でも、
新井の打席だけが妙に気になる。
今シーズのここまでの打率は2割8分1厘。
得点圏打率はそれを上回る2割9分4厘。
本塁打10。
打点55。
プロ野球のバッターとして、
決して悪い数字じゃない。
きっと阪神でも6番とか7番とかなら、
この成績で何の文句もないはずだ。
阪神以外、
たとえば元いた広島なら、
4番でも十分いけるだろう。
それでも、
阪神の4番だと、
「ここぞ」という場面で、
ファンの胸がすくような結果を出さないと、
なかなか評価されない。
実際、
どーでもいい場面ではよく打つけど、
試合を左右するような場面では、
併殺打とか空振り三振とか、
パッとしない結果が目につく。
ファンなら怒りたくもなるな。
巨人の4番だった原がまさしくそういう選手だった。
しかし、
王とかバースなんかと比べられるのも辛いだろうねぇ。
数字プラスα。
そのα=ファンの夢だ。
年俸2億円の意味だ。
頑張れ新井!
目上の方を喜ばせてくれ!
でも巨人戦では打つな(笑)
●昨年のライブでピアノを弾いてくれた赤松真理さんのライブを聞きに逆瀬川「バック・ステージ」へ。サックスとのデュオ。クリアで安定感のある、上質な音楽を久し振りに堪能した。彼女の新作CD「風の彫刻」もゲット●ウルグアイとドイツのW杯3位決定戦を見ようと張り切っていたら、中継はスカパーだけだった(泣)。
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