シュバインシュタイガー
W杯ドイツの選手の名前。
鋼鉄ロボみたい。
今スペインと準決勝を戦っている。
どちらが勝つか分からないし、
顔もよく知らないのだけれど、
この名前は当分忘れないだろう。
ファンデンホーヘンバンド。
オランダの水泳選手の名前。
こちらもかなり忘れがたい。
エンゲルベルトフンパーディンク。
イギリス人のポップ歌手。
これはこどものころに覚えたから、
多分死ぬまで忘れないだろう。
ぼくの場合、
名前の覚えやすさと長短は関係ない。
語呂というか、
リズム感というか、
一度聞いたら忘れられない名前ってのは、
確かにある。
逆の例もある。
ある超有名なハリウッドの俳優で、
こちらは顔はよく知っているのに、
名前が出てこない時があった。
スター・ウォーズに出てて、
インディ・ジョーンズにも出てて、、、
ハリソンフォード。
この名前にたどり着くまでに、
喉に何かが引っ掛かったような、
とても苦しい思いをしたことがある。
たとえじゃなく、
ああいう時は実際に苦しい。
あのウウウウウッッていう、
喉元まで出かかってるのに出てこない感覚は、
人類共通だろうか。
あの時、
脳みそは一体どんな状態になっているのだろう。
喉元でせき止めている何かと、
それをこじ開けて思いだそうとする自分の意志の格闘。
ファンデンホーヘンバンドには優しく、
ハリソンフォードには冷たいものの正体は何か。
くだらないことを、
ハーフタイム中に書いてしまった。
そろそろ後半が始まる。
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