2010年7月15日木曜日

親子

自宅のPCがたまにフリーズする。

PCに慣れていないころは、
何かとんでもない異常が起きているような気がして、
不安になってマウスやらキーボードやら、
いろいろ触っても埒が明かず、
しまいに電源を強制的にオフしてしまうことがよくあった。


でも、
案外ほっておけばPC自身で解決することに気付き、
それからはフリーズしても何もせず、
ただ待つことにする。

そういう時
左の手元を見るとハードディスクのマークが、
チカチカ点滅していて、
かすかにPC内部でカシャカシャと、
ディスクが回転している音が聞こえる。

フリーズしてるのは外観だけで、
中ではPCなりに、
一生懸命に問題解決しようとしているのだ。


子どものころ、
自分では分かっているのに親から注意され、
「もう、そんなんわかってるって!」なんて、
怒鳴ってしまったことがよくあった。

フリーズしているPCも、
きっと切れる寸前の子どもみたいなもんなんだろう。

ここで余計な手出しをすると、
かえって本当にブチ切れてしまうかも。


そう考えられるようになると、
不思議なことに、
以前に比べてフリーズする回数が減った。

親子の関係も、
こんなものなのだろうか?

●芥川賞が15日発表される。柴崎友香がノミネートされている。取って欲しいけど、彼女って新人?

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