とかくスポーツは人生にたとえられる。
サッカーしかり、
野球しかり。
でも、
やっぱり一番はまるのはゴルフだな。
特に今、
全英オープンが開かれている、
「聖地」セント・アンドリュースは、
その感じが強い。
タコつぼのようなバンカー、
クラブに絡みつく葦のようなラフ。
立ってられないほど強い風。
そんな自然条件の中を、
ゴルファーは一打一打、
勇気と忍耐を携えてショットを、
パットを打つ。
何年か前にこのコースで、
タイガーは4日間一度もバンカーにつかまらず、
優勝したというのだが、
そんなのは例外中の例外。
だれしもバンカーにラフに強風に、
苦しめられ、
苦しめられ、
苦しめられ、
苦しめられる。
まさしく人生だ。
ただ人生がゴルフより楽なのは、
他人と競い合うものではないこと。
何打あるいは何十打かかろうと、
コツコツ刻んでいけば、
必ずいつかボールはカップに入る。
反対に人生がゴルフより厳しいのは、
4日間72ホールでは終わらないこと。
何かに区切りがついても、
生きている限り、
次々に未経験の新しいホールが現れ、
またティーショットから始めなければならない。
だから人生は際限のないゴルフなのである。
●興味がない方も、このコースは必見ですよ●にしても石川遼のたたずまいはどうだろう。もはや風格すら感じる●皮膚科の先生から「甘い物禁止令」が出された。ちぇっ。チョコパもコーラもしばらくお預けだ。
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