2010年7月17日土曜日

我慢

とかくスポーツは人生にたとえられる。

サッカーしかり、
野球しかり。

でも、
やっぱり一番はまるのはゴルフだな。


特に今、
全英オープンが開かれている、
「聖地」セント・アンドリュースは、
その感じが強い。

タコつぼのようなバンカー、
クラブに絡みつく葦のようなラフ。
立ってられないほど強い風。

そんな自然条件の中を、
ゴルファーは一打一打、
勇気と忍耐を携えてショットを、
パットを打つ。


何年か前にこのコースで、
タイガーは4日間一度もバンカーにつかまらず、
優勝したというのだが、
そんなのは例外中の例外。

だれしもバンカーにラフに強風に、
苦しめられ、
苦しめられ、
苦しめられ、
苦しめられる。

まさしく人生だ。


ただ人生がゴルフより楽なのは、
他人と競い合うものではないこと。

何打あるいは何十打かかろうと、
コツコツ刻んでいけば、
必ずいつかボールはカップに入る。

反対に人生がゴルフより厳しいのは、
4日間72ホールでは終わらないこと。

何かに区切りがついても、
生きている限り、
次々に未経験の新しいホールが現れ、
またティーショットから始めなければならない。


だから人生は際限のないゴルフなのである。


●興味がない方も、このコースは必見ですよ●にしても石川遼のたたずまいはどうだろう。もはや風格すら感じる●皮膚科の先生から「甘い物禁止令」が出された。ちぇっ。チョコパもコーラもしばらくお預けだ。

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