母に起こされ昼食を食べた後、
二度寝し、
一度起きてさらにリビングのソファで3時間ほど昼寝。
気が付くともう夕方5時だった。
年取ると、
長く寝られないなんていう同年代のヤツがいるけど、
そういう意味ではぼくはまだ若いな(笑)
とそんなことを考えていたら、
通っている皮膚科が明日から盆休みになることを思い出した。
今日行っておかなきゃ。
あわてて自転車に飛び乗った。
きっと2時間ぐらい待たされるのを覚悟して、
持参したのがこの本。
「向日葵の咲かない夏」(道夫秀介著、新潮文庫)
ところが皮膚科に着くと、
予想に反して「3番目です」と言われ、
完全な肩すかし。
結局、
家で読む羽目になったのだが、
連日の一気読みとなり、
先ほど読了した。
先日NHK「トップランナー」に著者が出てて、
それで急に気になって買ったのだけど、
さすがに面白かった。
着想に新味は感じない。
でも、
筆力がすごい。
特にスペクタクルな場面の描写は、
文字通り「ハラハラドキドキ」っていう感じを、
久々に味わった気がする。
あと、
奇想天外、
かつ二転三転するストーリーを、
破綻なく、
というか一応スムーズに読ませきるのも、
相当な力技だ。
現代日本の怪談。
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