2010年8月12日木曜日

怪談

母に起こされ昼食を食べた後、
二度寝し、
一度起きてさらにリビングのソファで3時間ほど昼寝。

気が付くともう夕方5時だった。

年取ると、
長く寝られないなんていう同年代のヤツがいるけど、
そういう意味ではぼくはまだ若いな(笑)


とそんなことを考えていたら、
通っている皮膚科が明日から盆休みになることを思い出した。

今日行っておかなきゃ。

あわてて自転車に飛び乗った。

きっと2時間ぐらい待たされるのを覚悟して、
持参したのがこの本。













「向日葵の咲かない夏」(道夫秀介著、新潮文庫)

ところが皮膚科に着くと、
予想に反して「3番目です」と言われ、
完全な肩すかし。

結局、
家で読む羽目になったのだが、
連日の一気読みとなり、
先ほど読了した。


先日NHK「トップランナー」に著者が出てて、
それで急に気になって買ったのだけど、
さすがに面白かった。

着想に新味は感じない。
でも、
筆力がすごい。

特にスペクタクルな場面の描写は、
文字通り「ハラハラドキドキ」っていう感じを、
久々に味わった気がする。

あと、
奇想天外、
かつ二転三転するストーリーを、
破綻なく、
というか一応スムーズに読ませきるのも、
相当な力技だ。


現代日本の怪談。

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