昼間の空いた1時間。
迷わずジャンカラへ向かう。
案内された部屋番号は「911」
オーマイガッ!
瞬間的に連想したのは、
アメリカにおける119番の電話番号。
あるいはポルシェ911。
そして、
うっかりしてた9.11、
米同時多発テロ。
重い。
重すぎる番号である。
アメリカのホテルにはきっと、
今は911号室はないんじゃないかな。
適当な想像だけど。
ライブを前日に控えたぼくの心境と、
それらを重ね合わせるわけではないのだけれど、
やっぱり今のぼくが非常事態であることに変わりなく、
そういう意味では相応しい番号だ。
ただ、
そういう巡り合わせを楽しめる自分がいることも感じる。
何とかなるでしょ。
ジャズというものを歌い始めて、
曲りなりにも7年ぐらいにはなる。
本当に真剣に取り組みだしてからでも、
もう3年にはなるかな。
その割には、
ちっとも進歩してない。
それは分かってるんだけど、
前日の心持は、
昔より図太くなったとは思う。
ぼくの歌がいいと言ってくれる人の前で、
全力で歌える。
こんな幸せなことは、
ぼくにしてみれば滅多にない。
思いを込めて歌う。
それしかないし、
それしかできない。
その結果が大炎上だろうが、
倒壊だろうが、
それはあんまり関係ない。
無責任だけど。
ありのままの今のぼくを知ってもらえれば、
それで十分。
楽しむだけだ。
どうか皆さまも、
発展途上のぼくという人間を、
存分に楽しんでください。
●今日の万歩計はもうちょっとで1万歩だった。よく歩いた。再会した。よく喋った。メールもいくつかもらった。久し振り、人並みに活動した気分だ。さて、もう寝よう。
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