2010年8月1日日曜日

前日

昼間の空いた1時間。

迷わずジャンカラへ向かう。

案内された部屋番号は「911」


オーマイガッ!


瞬間的に連想したのは、
アメリカにおける119番の電話番号。

あるいはポルシェ911。

そして、
うっかりしてた9.11、
米同時多発テロ。


重い。
重すぎる番号である。

アメリカのホテルにはきっと、
今は911号室はないんじゃないかな。
適当な想像だけど。


ライブを前日に控えたぼくの心境と、
それらを重ね合わせるわけではないのだけれど、
やっぱり今のぼくが非常事態であることに変わりなく、
そういう意味では相応しい番号だ。

ただ、
そういう巡り合わせを楽しめる自分がいることも感じる。

何とかなるでしょ。


ジャズというものを歌い始めて、
曲りなりにも7年ぐらいにはなる。

本当に真剣に取り組みだしてからでも、
もう3年にはなるかな。


その割には、
ちっとも進歩してない。

それは分かってるんだけど、
前日の心持は、
昔より図太くなったとは思う。


ぼくの歌がいいと言ってくれる人の前で、
全力で歌える。
こんな幸せなことは、
ぼくにしてみれば滅多にない。

思いを込めて歌う。
それしかないし、
それしかできない。

その結果が大炎上だろうが、
倒壊だろうが、
それはあんまり関係ない。

無責任だけど。

ありのままの今のぼくを知ってもらえれば、
それで十分。

楽しむだけだ。

どうか皆さまも、
発展途上のぼくという人間を、
存分に楽しんでください。

●今日の万歩計はもうちょっとで1万歩だった。よく歩いた。再会した。よく喋った。メールもいくつかもらった。久し振り、人並みに活動した気分だ。さて、もう寝よう。

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