女優の片桐はいりが、
NHKの小学生向け教育番組に出ているというので、
録画して見てみた。
「時々迷々」と書いて、
「ときどきまよまよ」と読む。
15分の、
まぁ道徳ドラマなのだが、
最初に見た回はとってもヘヴィーだった。
ストーリーはこんな具合。
小学校低学年の男子が、
缶けりの最中、
自分が幼稚園児だった時に遊んでくれた、
今は中学生のお兄さんと久し振りに再会する。
お兄さんは優しい人で、
「またうちにおいでよ」と少年に言い残し、
飼い犬と散歩に出かける。
その夜。
少年の家に電話がかかってくる。
あのお兄さんが散歩の途中、
心臓発作で死んだという知らせだった。
通夜でお兄さんの遺影を見て、
少年はショックを受けるが、
お兄さんが散歩させていた犬を譲り受け、
自分で育てることにする。
ところが犬は食欲がないばかりか吐血する。
病院に連れて行き「胃潰瘍(!)」とわかり、
投薬治療で元気になる。
そんなある日、
少年が犬を自転車で散歩させていると、
犬が突然走りだし、
追いかけている最中、
車にひき逃げされるが、
幸い軽傷で済む。
あの世から、
あのお兄さんが呼んでいるのではないかと、
怖くなった少年は、
犬をお兄さんの家に帰してしまう。
でも少年は悩む。
「本当にこれでいいのか?」
結局、
少年は再び犬を飼う決心をし、
母親に打ち明け、
母親も了解するーーー。
このストーリーを、
たった15分でやるんですよ。
昼ドラも真っ青の急展開に、
ぼくは正直驚いた。
毎回こんなヘヴィーなのかよぉ、
と思い、
別の回を見てみたら、
全然そんなことなくて、
ちょっと安心。
ちなみに、
最初の回の題名は「その目をさませ!」。
確かに目は覚めた。
●でも、小学生ぐらいの時の方が、「死」に対するイメージがつかめなくて、怖かったかも●イマドキの小学生でも缶けりってするのかなぁ?
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