2010年11月9日火曜日

倹約

だいぶん前のことになるけれど、
主婦は1円だけ安い物を買うために、
どれぐらいの距離まで頑張って移動できるか、
みたいなアンケートの結果を読んだ。

記憶がぜんぜんあやふやなんだけど、
確か「500メートル」だったような気がする。

たぶん、
読んだ時「えぇっ」と驚いたはずだから、
それぐらいだったと思う。

500メートルって、
自転車でも5分はかかるでしょ。

その時間を割いてでも「1円」をとるのか。

ま、
時間を金に換算すること自体が間違っているのかもしれない。

その5分がその人にとって楽しいものであれば、
たとえ1円のためであったとしても、
それは充実した価値ある5分だろうし。

素敵な人と、
ジェットコースターを3時間待って乗る、
その3時間は無駄でも何でもない。

でも「1円」の倹約のための5分は、
やっぱりぼくには無駄にしか思えない。

世の中の主婦のみなさんを敵に回したかな?

もちろんこれは、
ぼくが時間を有意義に使っているということでは全くない。

事実はその真逆といってもいい。

他人にとっては無意味な、
自分でも「こんなことしてていいのかよぉ」って突っ込みたくなるような、
無駄の塊のような時間の使い方をしていると思う。

要は何のためであれ、
自分の時間はできるだけ売り渡したくない、
っていう変な倹約精神の話。

いやいや、
なんでそんなことを思ったかというと、
今日またヨドバシに寄ったんだけど、
テレビの配送の順番待ちが120人ぐらいになってて、
とっても驚いたことが原因。

エコポイントが今月一杯で半分になるということが効いているのか、
平日にもかかわらず、
テレビ売り場だけは相変わらず、
バーゲンセールのような賑わい。

主婦とおぼしきおばちゃんは、
値段と型番をメモってるし、
若い女の子は携帯片手に何やら相談してるし、、、

とにかくすごい熱気なのだ。

そりゃそうだよな。

ぼくがそろそろ買い替えなきゃって思うぐらいだもの。

でもなぁ、
120人も待つ気力も体力もない。

またもハァとため息をついて、
CD-Rを買って帰りました。

そんなことやってるのが一番の時間の無駄?

そうかもしれないな。
でも今日のネタができから、
まぁいいや。

転んでもタダでは起きない。

●やっぱ通販にしよっと。

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