何ものにもおもねないこと。
権力は言うに及ばず、
自分自身にさえも。
そういう態度で行われる創作活動の中には、
鑑賞する人の中に眠る創作精神をかきたてる、
何かが宿るんだと思う。
人の心をかきたてる、
触媒のような何かを、
人は「芸術」と呼ぶのだ。
ここで、
権力におもねないのは、
まぁ簡単というか、
基本と言うか、
そういう人だからこそ創作活動をするのだと思う。
が、
自分自身におもねないというのは、
並大抵ではない。
それはある意味、
今ある自分を全否定するということであり、
一歩間違えれば「死」とすれすれの行為であるからだ。
肉体的にはともかく、
少なくとも精神的には一度己を全否定(=死)して、
そこから再生する覚悟が必要だろう。
そんな一見不可能のようなことが、
出来る人には出来るのであり、
それこそが真の芸術家という人たちだろう。
話しは全く飛ぶけど、
先日テレビで「世界一美しいミイラ」っていうのを紹介していた。
びっくりしたなぁ。
今日の話題とは何の関係もないけど。
いやいや関係なくもないか。
ここまで美しく保存しても、
所詮生前の彼女と比べれば月とスッポン。
ライブと録音の違いも、
それぐらいある、
ということで、、、
●しかし「ミイラ」っていうのはちょっと語弊があるようで、死蝋っていうのが正確らしい。「しろう」だって●イタリア・シチリア島の教会に安置されているとか。
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